2016.12.21
どのくらいあげている? 子どものお年玉&お小遣い
もうすぐお正月。みなさんはお正月休みをどのように過ごしますか? 我が家では私や夫の実家に家族が集まり、みんなでおせち料理を食べて過ごします。そのとき悩みの種になるのがお年玉。甥や姪に渡す金額に迷います。子どもたちがもらったお年玉の扱いも気になります。みなさんのご家庭では、お子さんがもらったお年玉をどのようなルールで管理・把握していますか?
また、お小遣いとの兼ね合いはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。記事を閲覧してくれているユーザー142名と560名の一般の保護者(※)に、子どものお年玉とお小遣い事情について聞きました!
※一般的の保護者はネットリサーチ会社Fastaskを通してアンケートを実施
その1. お年玉は誰からいくらぐらいもらう?
お子さんは誰からお年玉をもらっていますか?

お子さんの学年の場合、1人からもらうお年玉の適切だと思う金額はどのくらいですか?

編集担当
お年玉は親や親戚からもらっている人が多く、誰からも「もらっていない」と答えた人は少数に。中学生は過半数が「5千円以上が適切」と回答。年齢が上がるほど高額になっていることが分かります。
お子さんがもらったお年玉を、あなたはどのように管理することが多いですか?

編集担当
お年玉を全額お子さんに渡す保護者は、年齢が高くなるほど増えるようです。高校生は半数以上が「全額子どもに渡す」と回答。一方で小学生の保護者は4割近くが「全部子ども名義で貯金する」と回答しました。
お子さんのお年玉に関するエピソードを教えてください。
たると(お子さんの年齢・性別:高校3年生・女子)
2人の娘達のお年玉は小さい時からずっと貯めてあげています。2人が成人になった時にそれぞれに渡したいと思っています。
みみりん(お子さんの年齢・性別:中学校3年生・男子)
お年玉をもらった時に兄弟でお金をあわせて欲しかったゲーム機を初売りで朝から並んで買っていました。
natsu-berry67(お子さんの年齢・性別:小学校5年生・男子)
(中略)結構たくさんもらうので、高価なゲーム機などは、お年玉から買うようにしています。
しろうさ(お子さんの年齢・性別:高校1年生・男子)
親戚同士で渡しているが、高校生8000円、中学生5000円と事前に打ち合わせをしている。
シャーリー(お子さんの年齢・性別:高校2年生・女子)
小学校までは親戚同志でお年玉代わりにおもちゃをプレゼントし合っていました。
yukiru(お子さんの年齢・性別:高校2年生・女子)
頂いたお年玉は、半分は自由に半分は貯金するようにしています。
編集担当
もらったお年玉をお子さんなりに考えてやりくりさせるようにするのも教育のひとつかもしれませんね。フリー回答ではお子さんが日頃から欲しがっていたものを買ったというエピソードが多く集まりました。
また、お年玉の金額は親戚同士で決めているという家庭が多いようです。
その2. お小遣いは1カ月にいくら?
お子さんにお小遣いを定期的にあげますか?

お子さんへのお小遣いの1カ月あたりの平均金額はどのくらいですか?

編集担当
中学生には約半数が、高校生には6割以上の保護者がお小遣いを定期的にあげていると回答しました。お金の使い道を考えることも教育の一環と考えているのでしょうか、渡す条件として小遣い帳をつけさせている家庭が多いようです。
エピソードの中には「母の日には貯めたお小遣いでプレゼントをくれた」という回答が複数みられました。子どもたちなりに使い方を考えているようですね。
お子さんのお小遣いに関するエピソードを教えてください。
いづみん(お子さんの年齢・性別:中学校1年生・女子)
年齢×100円のお小遣いをあげています。ノートや漫画など、自分の好きなものを買いますが、お小遣いでやりくりしないといけないので、大事に使っています。
彼岸花(お子さんの年齢・性別:中学校2年生・女子)
わが家は労働対価制です。新聞とり・台ふき等は5円、米研ぎ・玄関の掃き掃除等は10円、布団敷き・食器洗い等は20円といった感じに、働いた分を記録して1ヵ月毎に給料の様に渡しています。小学生の時は「テスト100点を取ったら100円」もありましたが、今は明光の通常授業の他に、テスト対策や自習等に1コマ行ったら100円にしています。明光でいっぱい勉強してくれるといいなあ。
うっちー(お子さんの年齢・性別:中学校3年生・男子)
お小遣いはあげていません。無駄遣いはしないのですが、映画を見に行ったりしたら2000円くらいはかかるし、その都度渡していると、お小遣いをあげる意味がない気がします。本当は決められた金額でやりくりするようにしたいのですが、どうしても友達との付き合い等で、無理みたいです。
ginta(お子さんの年齢・性別:中学校2年生・女子)
お小遣いは定額です。無駄遣いするときもありますが、買いたいものがあるときは自分で考えて使っているので、勉強になっているようです。
なな(お子さんの年齢・性別:中学校3年生・男子)
お小遣いは毎月2000円でしたが、検定で満点をとったので3000円になりました。親子で喜んでいます。
yurico(お子さんの年齢・性別:中学校3年生・女子)
小学校入学と同時に、お小遣い帳をつけ始めました。ただお小遣いを定額で渡すようになったのは、12歳の誕生月からです。
ママさん(お子さんの年齢・性別:中学校2年生・男子)
お小遣いの中から母の日にカーネーションの花をプレゼントしてくれました。
その3. お金に関する教育・ルールについて
お子さんへのお金に関する教育方針やルールを教えてください。
ちろみ(お子さんの年齢・性別:中学校3年生・男子)
お小遣い帳は必ずつけるようにさせています。月始めに私がチェックするのと同時に当月のお小遣いを渡します。休みの日に友達と出かけるとき以外はそれほど出費はないので、永らく金額は据え置いています。高校生になったら増やす予定ではいます。
明子(お子さんの年齢・性別:中学校2年生・女子)
一ヶ月の間にどんなものをどれだけ買ったのかを把握して欲しいので、お小遣い帳に書くように話している。書くだけではなく、自分のお金の使い方の特徴がないかなど気にしてみることを話している。
ミセスハッピー(お子さんの年齢・性別:中学校2年生・女子)
文房具や本など、必要なものは自分のお小遣いから買うように言っています。だから、お金も物も、とにかく大切に使うこと。無駄使いはしないこと。と伝えています。
あさかなおかん(お子さんの年齢・性別:小学校5年生・男子)
おやつを食べるときはお金を払うようにしています。お出掛けした先でも食事する以外で自分で食べたいものや欲しいものは自分で買うようにさせています。旅行に行く前は貯金するように意識させています。
むむ(お子さんの年齢・性別:中学校2年生・男子)
前借りはなし。1ヶ月の中で自分で計算し、やりくりさせるようにしている。
ginta(お子さんの年齢・性別:中学校2年生・女子)
多少失敗もする方がいいと思って、あまり言いません。ただ、貸し借りだけはしないように言っています。
プレスト(お子さんの年齢・性別:小学校5年生・女子)
一週間に一回のお小遣い、土曜日に新聞に載っているドルの金額を渡していたことがありました。第一少数点は切り上げで。毎週変動するので、気にしていました。
よりりん(お子さんの年齢・性別:小学校6年生・男子)
ムダ使いはしない。何かを買う時は親の許可を得てから
編集担当
トラブル防止のために保護者がお金の使い方を細かくチェックする家庭からある程度自由にお金を使わせる家庭まで、お小遣い事情は家庭によって千差万別でした。多くの家庭に共通して見られたのは、お小遣いを使うことやもらうことを通してお金に関する教育を行っている点です。
お金の使い方や稼ぎ方に関する教育は、学校では教わる機会が少ない分、各家庭での教育が大切だと考えられているのかもしれません。
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