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2020.02.26

勉強がはかどる!忘れ物が減る!新学期に向けて知っておきたい机まわりの整理術

勉強がはかどる!忘れ物が減る!新学期に向けて知っておきたい机まわりの整理術

みなさんのお子さんは、勉強机のまわりをきれいに保てていますか?
勉強をする前にまずはいろいろな物の片付けから始めなくてはならない、なんてことになっていないでしょうか。
勉強をする環境を整えることは、集中力や勉強の効率をアップさせることにつながります。勉強机のまわりを学習にぴったりな環境に整える術をビジネス書作家の美崎栄一郎さんに教えてもらいました。

その1. 「面倒くさい」と思わないような配置を考えよう

1. 「面倒くさい」と思わないような配置を考えよう

机のまわりはすっきりと片付いていた方がいいとは誰もが思うことですが、なぜだかわかりますか?

見栄えがいいからではありません。それは、「勉強をしよう」と思ったときにすぐにとりかかることができるからです。

「勉強をしよう」と思ったときに、まずは片付けから始めているようでは、ようやく勉強を始めるころにはその意欲は薄れてしまっていることでしょう。また、そもそも意欲が湧きにくくなるという問題もあります。「面倒くさい」と思う前にアクションがとれるように、勉強机のまわりはすっきりと片付いていた方がいいのです。

人はみなさんの想像以上に「面倒くさい」という感情に弱いものです。アクションに少し時間がかかると集中力はあっという間に途切れてしまいます。
そのためせっかく勉強にとりかかったとしても、必要な参考書やプリント類を探す時間が発生すると、その間に集中力は失われてしまいます。

必要なものを必要なときにパッと取り出し、集中力を維持するにはいくつかのコツがあります。

(1)毎日使うものはワンアクションで取り出せるようにいつも同じ場所に配置する
(2)同時に使うものはひとまとめにしておき、同時に取り出せるようにする
(3)不必要なものは取り出さない。決めた時間内にやると決めたものだけを机の上に置く(例:数学の勉強をしているときは、英語のテキストは取り出さない)

机まわりの物は上記のアクションができるように意識をして配置するといいでしょう。数学と英語を毎日学習するお子さんであれば、数学と英語のテキスト、ノート、ドリル類は科目ごとにひとまとめにして、立ち上がらなくても取り出せる場所に置いておく。週2回勉強する社会と理科は、資料も含めて立ち上がっただけで取り出せる場所にひとまとめにして置いておく、といった使用頻度に合わせた配置がおすすめです。
これらの場所は物の定位置として毎日同じ場所にしまっておくことで、探す手間がゼロになります。

勉強に必要ないものは勉強机のまわりに置いちゃダメ?

好きなキャラクターグッズやアイドルのポスターなど、勉強に必要のないものは机のまわりに置いてはいけないと思われがちですが、そんなことはありません。それらがモチベーションアップにつながるなら、配置してあっても何の問題もないからです。
ただし、置き場所には要注意。それらのグッズが勉強用具を取り出すワンアクションの妨げにならないように気をつけましょう。
また、あまりにも雑念を沸き起こすようであれば再考する必要があります。

その2. プリント類は時系列で整理

その2. プリント類は時系列で整理

直近で見直す予定のない過去のプリントやテストなどは、すぐに目につくところに保管をしなくてもOK。これらを見直すのは、「ちょっと疲れたとき」がおすすめです。

少し肩の力を抜いた時間に「このときの成績はよかったな」「これは苦手だったな」とプリント類を見直すことで情報が整理され、自信がついたり苦手な単元を思い出したりして学習に役立てることができます。

そのためプリント類の整理は単に時系列でOK。その方が内容が整理されやすくなり、また不要になったものを見極めやすくなります。
ファイリングしたプリント類は見直す機会が多い新しいものが手前、古いものが奥が鉄則。保管場所がいっぱいになってきたら定期的に入れ替えますが、このときに奥のものから処分をすれば簡単にプリント類を整理することができます。

スマホやタブレットを活用しよう

ミニテストや過去のプリント類は、スマホやタブレットで撮影して管理をするのも手。iOSの場合、メモ帳アプリを起動して写真撮影をすると、プリントの内容を自動でスキャンして保存できます。タイトルや日付を入力して保存することで、管理がしやすくなります。

ただしスマホに着信などがあると一気に集中力が奪われるので、学習中のスマホは機内モードなどに設定しておきましょう。

その3. 鞄に入れっぱなしは厳禁!中身が見えるカゴを活用しよう

鞄の中を整理すると忘れ物を減らすことができ、内申点アップにつなげることができます。

必要なものは教科書やノートが入る大きめのトレー。帰宅したら、そこに一度鞄の中身を全て出すようにします。弁当箱や体操着を片付け、教科書やノートをそれぞれの定位置に戻せば、トレーの上に残るのはイレギュラーなプリント類。保護者の閲覧が必要なプリント類は、保護者がトレーから直接取り出してもいいですし、お子さんが自ら渡しにいくようにしてもいいでしょう。家庭内でルールを決めてください。

翌日の準備をするときは、逆の順序で一旦トレーに必要なものを入れてから鞄にしまうようにします。こうすることで、持ち物をひと目で確認でき、忘れ物を減らすことができます。また、時間割表や必要な持ち物などはトレーに貼り付けておくことで、確認作業も簡単に行うことができるでしょう。

このアクションを続けるポイントは、生活の導線上にトレーを置くこと。どこか離れた場所からトレーを持ってこなくてはならなくなると、面倒くさくなり習慣化できないので注意が必要です。

編集担当

「面倒くさい」という感情は思っていたよりもやっかいですが、誰にでもあるものなのですね。
我が家でも「ワンアクションでできる」ことを念頭にいろいろな物の整理をしたいと思います。
美崎さんありがとうございました!

美崎栄一郎

取材協力

美崎栄一郎

大阪府立大学大学院工学研究科を卒業後、花王株式会社で約15年勤務ののち、現在は、独立し、商品開発コンサルタント、ビジネス書作家、講演家として活動中。著書に『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』『仕事が早い人ほど無駄な時間を使わない!超速片付け仕事術』『今度こそ、やめる技術』など。

公式サイト https://note272.net/

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