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2020.10.26     

中学受験はいつから準備?塾に通う時期や保護者が意識すべき点

中学受験はいつから準備?塾に通う時期や保護者が意識すべき点

中学受験においても、高校受験や大学受験と同様に、事前準備から受験勉強まで念入りに行うことが大切です。また、受験生とはいえ中学生や高校生とは異なり、勉強の習慣がついていないお子さまも多いため、保護者や周りの人のサポートが必要不可欠となります。

中学受験を目指す際は、いつから準備を始めればよいのでしょうか?

この記事では中学受験の準備や、塾に通い始めるタイミングなどについて解説します。

中学受験の準備はいつからすればいい?

中学受験を検討されている多くのご家庭が悩んでいるのが、受験準備のタイミングです。
中学受験に向けた念入りな準備が、合否を大きく左右するポイントとなります。

中学受験を希望するご家庭は、いつから準備をスタートすればよいのでしょうか?

小学3年生からスタートする人が多い

中学受験対策をスタートする時期は、一般的には小学3年生の2月頃がベストと言われています。これは中学受験に必要な学習範囲を勉強するためには、約3年間かかると考えられているためです。

進級を控えた2月に受験準備をスタートするのは、小学4年生になった春から本格的な受験勉強にシフトする必要があるためです。しかし、小学4年生からは算数をはじめとした主要科目の難易度が上がるため、お子さまによっては情報過多でパンクしてしまう、あるいは勉強が嫌になってしまう可能性もあるでしょう。

お子さまの環境や授業カリキュラムを考慮した結果、余裕を持って中学受験の準備をするなら、春休み前である小学3年生の2月頃が適しているのです。

ただし、小学生にとって3年間の受験勉強期間というのはハードなものです。
あまりに長い期間受験勉強を行うことにより途中で疲れが出始めたり、やる気の継続が難しくなったりする可能性もあります。 お子さまによってはあえて小学4・5年生からスタートするのもよいでしょう。

始める時期よりも勉強への取り組み方が大切

中学受験を始める時期は小学3年生の2月頃がベストとお伝えしましたが、どの学年から中学受験を始めても遅すぎるということはありません。実際に小学5年生や小学6年生から塾に通い出して合格したお子さまもいます。

ただし、入試当日まで日数が少なくなるほど、効率的に勉強しないと合格レベルに達するのが難しくなるので注意しましょう。

中学受験にはどんなメリットがあるの?

中学受験を体験することで、どのようなメリットがあるでしょうか?
ここでは中学受験で得られるメリットについてご紹介します。

小学生のうちから勉強への意識が高まる

中学受験という1つの目標が生まれることで、勉強に対する意欲が高まります。合格に向けてコツコツ勉強をする習慣がつくため、集中力も身につき、中学生になってからもスムーズに勉強ができるようになります。

また、小学生という早い段階で受験を経験しておくことで、高校受験や大学受験の際にも対応しやすくなり、プレッシャーに負けずに勉強に励むことができるでしょう。

子どもの学力に合ったカリキュラムの授業が受けられる

中学受験という一定のハードルを越えて入学できるため、子どもの学力に合ったカリキュラムの授業が受けられるのも大きなメリットと言えるでしょう。

受験を経て入学した中学校には、同じ受験内容をクリアした生徒たちが集まります。お子さまと同じ学力の子どもが集まるため、切磋琢磨しながら勉強に励むことができるでしょう。

中高一貫なら高校受験を受けずに進学できる

中学受験を実施している私立中学の多くは中高一貫校です。一度中学へ入学すれば、エスカレーター式に高校へ進学できるため、高校受験というハードルがなくなります。

また、同じ理念や校風のもと6年間じっくり勉強ができる他、部活動にも力を入れやすいなど、ゆとりのある学生生活が送れるでしょう。

学習面や生活面で手厚いフォローが受けられる

入試を実施する私立中学は、公立中学に比べて学費も高い傾向にあります。その分、学習面や生活面にも細かな気配りや配慮を行う中学校も多く、さまざまなトラブルに対しても迅速に対応できるシステムが整っています。

手厚いフォローが受けられるというのも、中学受験を受けるメリットでしょう。

大切なお子さまを長時間預ける場所だからこそ、さまざまな面で安心できる中学校がよいという方にもおすすめです。

中学受験に塾は必要?いつから通うべき?

必ずしも「塾に通わなければ中学受験に合格できない」とは限りませんが、塾に通うことで中学受験に焦点を当てた勉強ができるのは大きな魅力です。
ここでは中学受験における塾の必要性や通うべきタイミングについてご紹介します。

塾なら効率よく受験勉強ができる

志望校のレベルにもよりますが、難関と言われる中学校を受験する場合は、より中学受験に特化した勉強法を行う必要があります。

しかし、中学受験に特化した勉強法を個人で見つけるのは難しく、何から始めてどこまでやればよいかわからないという保護者も多いと思います。特に中学受験に踏み切るスタートが遅れた場合、より効率よく勉強ができるよう取り組んでいかなければいけません。

塾では、独自のノウハウのもと、志望中学校合格に向けた勉強法を提供しています。自分で勉強する習慣がなかったお子さまや、どのように中学受験に向けて勉強すればよいかわからないというお子さまも、塾のカリキュラムに合わせて勉強していくことで、自ずと中学受験に向けた効率のよい勉強ができるようになります。

また、他のお子さまと切磋琢磨しながら勉強できるので、競争心も養うことができ、モチベーション高く受験勉強に臨めるというのも、塾ならではの特徴です。

中学受験用コースに合わせて通い始める人が多い

中学受験を希望するご家庭の多くが、塾の新小学4年生に向けたコース日程に合わせて入会します。

他にも小学5年生向けに、残りの2年間で集中的に中学受験対策を行うコースを設けている塾もあるなど、お子さまが中学受験を意識したタイミングで通えるよう、塾によってさまざまなコースやカリキュラムが用意されています。

ご希望の塾がどのような中学受験対策を行っているか、事前にホームページなどで確認してみましょう。

塾を選ぶときは「通いやすさ」も重視しよう

現在中学受験対策を行う塾は数多く、お子さまに合った塾を探すのも一苦労でしょう。

塾を決める際は、実績や歴史、授業カリキュラム内容の3点を意識して決める人が多いですが、お子さまが通いやすい環境にあるかどうかも重要なポイントです。
いくら人気の高い塾であっても、塾までの通塾時間が長いことや、周りの雰囲気に馴染みにくいと感じる場所であれば、お子さまも勉強に集中しづらく、行きたがらなくなってしまいます。

入会後は何度も通う場所となるため、お子さまの通いやすさも考慮して塾を選ぶようにしましょう。

【時期別】中学受験までの流れをイメージしておこう

中学受験では、準備期間の目安は2~3年間と長いのが特徴です。
ここからは、中学受験の準備から入試当日までの流れを確認しましょう。

小4・5年生の場合

小学4年生または5年生の春頃から中学受験に向けた勉強をスタートします。多くの人は、ここで塾の中学受験コースに入会します。
一般的な進学塾では通常2月から新学年扱いとなるため、学校の新学期よりも前倒しして、2月頃に入会するのがおすすめです。

塾に入会後は、春期講習からスタートすることになります。ここで公開模試にチャレンジすることで、現時点のお子さまの学力が把握できるので、ぜひ活用しましょう。
以降は塾のカリキュラムに沿いながら、中学受験に向けた勉強を行っていきます。

夏休みに入ると夏期講習がスタートします。早いうちから志望中学校の候補を挙げておき、時間があればお子さまとご一緒に学校を見学してみましょう。
夏休み明けは夏期講習で身につけた勉強の習慣を維持するために、学校の授業やテスト、家庭学習を利用し、お子さまが引き続き集中して勉強するように導いてあげるとよいでしょう。

冬休みに入ると冬期講習が始まります。小学4年生の場合は勉強のみに注力してよいですが、小学5年生の場合はどのような中学を受験するのかはある程度決めておきましょう。
公立中高一貫校を受験するのか、私立中学を中心に受験するのかといった、ある程度の方向性は小学5年生の冬には決めておきたいところです。

小学5年生の場合は同じ流れをもう1年繰り返します。

小6年生の場合

小学6年生になったら、本腰を入れて中学受験対策を行っていきます。
進学塾によっては、小学6年生向きに学校別対策講座が行われる場合もあります。志望校に合わせた受験対策ができるため、志望校が決まっている場合はぜひ活用しましょう。

6年生は学校の新学期が始まる前に、春期講習を受けましょう。ここで志望校の学校見学をまだしていない場合、できるだけ見学に行くようにしましょう。
春休み明けは志望校を絞り、学力診断テストを活用しながら受験勉強を進めるように、お子さまにアドバイスするとよいでしょう。

9月からは合格判定テストが実施されるので、志望校の偏差値と自身の偏差値を比較できるチャンスです。志望校に対して学力が足りない場合は、ここから追い込みをかけていきましょう。

10月頃には第一志望校を最終決定します。入学後に後悔しないためにも、志望校を確定する前には必ず学校見学しておくようにしましょう。

過去問対策を始める時期

中学受験をするには、小学校の進度よりも先に進んで対策する必要があります。できるだけ早めに過去問対策をするのが、合格するためのポイントとなるためです。

お子さまの学習進度なども関係するので、一概に過去問対策を始める時期を決めることはできませんが、1月中旬頃から入試を行っている地域が多いため、遅くても6年生の10月には過去問対策を始めなければならないでしょう。
一方、一部地域では2月1日から入試解禁となる場合もあります。学習進度が遅れている場合は11月から過去問対策を行うことでも間に合う可能性もあるため、受験する地域の入試解禁日は確認しておきましょう。

お子さまや志望校の傾向に沿う過去問対策を考えるためには、中学受験対策コースなどに付随する塾の学習アドバイスを利用することも検討してはいかがでしょうか。

中学受験の際に保護者が意識しておくべき5つのポイント

中学受験ではお子さまだけでなく、親子で一緒に取り組むことが大切です。お子さまに寄り添い、一緒に受験対策ができるよう、保護者が意識しておくべきポイントをご紹介します。

中学受験をする意味を親子で理解しておくこと

なんとなく中学受験をするのではなく、「なぜ中学受験をするのか」について、親子ともにしっかりと話し合うことが大切です。

中学受験はお子さまの負担が大きいだけでなく、家族の経済的な負担も大きくなります。
保護者の希望やお子さまの希望、志望中学校へ入学したあとの生活のイメージなど、親子でよく話し合う時間を定期的に設けるようにしましょう。

中学受験をサポートできる環境であること

中学受験では、お子さま本人の気持ちや努力が重要ですが、まだ幼いお子さまの受験には家族のサポートが必要不可欠です。

費用面、教育面どちらにおいても、周りがサポートできる環境にあるかどうかが、中学受験にとって大きなポイントとなります。
頭ごなしに受験勉強をさせるのではなく、お子さまがのびのび学習できる環境を用意し、さまざまな側面からサポートしてあげられるよう努めましょう。

志望校の出題傾向をしっかり確認しよう

志望校の出題傾向を確認することは、受験の基本です。
中学受験の入試問題は、各中学が独自に作成するため、学校ごとに出題傾向や特徴は大きく異なります。お子さまと一緒に志望校の情報を確認して、志望校の出題傾向に合わせた勉強方法を考えてあげると、勉強の成果がテストなどに出やすくなります。

受験対策は、傾向に的を絞った学習や受験テクニックの養成などがあるため、学校の授業の理解をフォローしてあげるのと違って、受験のプロでないと難しい面がたくさんあります。
ご不安な場合は塾の中学受験対策カリキュラムを有効的に活用しましょう。

子どもの健康管理にも気をつけること

受験勉強と合わせて気にかけていただきたいのが、お子さまの健康管理です。
受験期間においても、お子さまの小学生らしい生活リズムのキープと、勉強時間確保のバランスをできるかぎり保ってあげられるよう、日々のスケジュールを考えることが大切です。

また、お子さまが体調を崩すきっかけを少しでも減らせるよう、家族全員の健康管理も重要となります。保護者も体調不良にならないよう注力しましょう。

子ども自身のモチベーションを大切にすること

実際に中学受験をするのはお子さまです。中学受験を成功するためには、お子さまが抱く「この学校に入りたい」「受験勉強を頑張りたい」という気持ちが何よりも大切です。

保護者のご希望や心配事もたくさんあると思いますが、頭ごなしに押しつけるだけでは、お子さまのモチベーションを下げる原因となってしまいます。
何よりもお子さま本人の意思を尊重してあげることを第一に考えましょう。

また、長い受験期間中にモチベーションを維持するためにも、お子さまの性格に合った勉強方法を取り入れることも大切です。お子さまがどのようにすればモチベーションを高く維持できるか、保護者の目線から考え、サポートしてあげるようにしましょう。

まとめ

独学でお子さまの性格に合った勉強方法や受験勉強に適した環境を用意することは非常に難しいことです。また、志望校の選定においても、何を基準に選べばよいかわからないという人も多いでしょう。

塾では、お子さま一人ひとりに合わせたカリキュラムやコースを選ぶことができ、本格的な中学受験をスタートすることができます。対策中学受験を効率よく、そして効果的に進めていくためには、ぜひ塾への入会を検討してみてはいかがでしょうか。

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