中学生

2023.04.28     2023.09.09

ノートの書き方で成績が変わる?頭の良い人のノートの取り方とは

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小学生や中学生、高校生は、学校や塾でノートをとる機会が必ずあります。情報を書き留め、整理することは、学習において重要なポイントです。

しかし中には、「どうしてノートを取る必要があるのだろう」と感じている人もいるのではないでしょうか。また、「ノートは取っているけど、板書を書き写しているだけ」という状態の人もいるはずです。

本記事では、ノートを取る必要性について説明した後、ノートを取る時にやってはいけないNG行動と、周りと差をつけるノートの書き方について解説します。この記事を読み、ノートの書き方を身に着けることで、授業時間をより有意義に過ごせるようになるはずです。

そもそもノートを取る意味はあるのか?

まずは、そもそも授業中にノートを取るように言われている理由から考えてみましょう。ノートを取ることに対する意味を理解することで、「ただ写しているだけ」という状態から脱却できるはずです。

今の自分がノートを活用できているかを考える

まずは、「なぜ自分がノートを取っているのか?」について考えてみましょう。

自分が書いたノートを復習に活用できている人は、素晴らしいです。しかし、多くの人は、自分が書いたノートを見返すこともなく、「周りにあわせて自分もノートを取っているだけ」「先生に言われたからノートを取っているだけ」になっているのではないでしょうか?

なんとなくノートを取っている状態は、「受動的な学習」になり、記憶が定着しにくいことが分かっています。ノートを取る本来の目的を知り、目的に沿ってノートを取ることができるようになれば、授業時間を有意義に活用し、周りと差をつけられるはずです。

ノートを取る本来の目的を知る

結論をいうと、ノートを取る本来の目的は、「情報を記録するため」と「記憶を定着させるため」です。

まずは情報の記録について。黒板に書かれた板書の情報や先生の話したことの情報は、授業が終わると消えてしまいます。人は見たり聞いたりしたことの多くを「短期記憶」として保存するため、時間が経てば経つほど忘れてしまいます。

しかし、ノートに目で見てわかる情報として記録しておくことで、後から復習して思い出すことができるようになります。スマホで写真を撮ったり、録音したりしても記録はできますが、本記事では授業中はスマホを使えないという前提で考えます。

次に、記憶の定着について。これは、後から見直すことで記憶を定着させられるだけでなく、「ノートを書く」「ノートをまとめる」という行為そのものにも、記憶の定着の効果があります。

ノートを書き、後から活用することで、「短期記憶」を「長期記憶」に変えることができるのです。

ノートを取るときにやってはいけないNG行動!

「情報の記録」「記憶の定着」という観点から、ノートを取る時にやってはいけないNG行動の例を見ていきましょう。

1枚に多くのことを書きすぎてしまう

余白が少なく、端から端までノートを文字で埋める、というのはNG行動の一つです。後から見たときにどこに何が書いているか分からないようなノートを書いてしまうと、復習する際にも時間がかかってしまいます。

ノートを綺麗に書くことに時間をかけすぎてしまう

ノートを取る時に、必要以上にペンを何色も使ったり、図やグラフを必要以上に丁寧に書くことは、時間の無駄です。

ノートを綺麗に書くことに必死になって授業の内容が頭に入らなかったり、重要な話を聞き逃してしまうと、情報の記録に漏れが起こり、記憶の定着にも影響が出てしまいます。

複数の教科・科目で同じノートを使う

複数の科目・教科、異なる目的の情報を同じノートに書くことは、後から必要な情報を探したいときに時間がかかってしまうため良くありません。問題演習用と復習用で同じノートを使うことも、同様です。

何も考えず板書をそのまま書き写してしまう

黒板の板書を何も考えずそのまま書き写しているだけだと「受動的な学習」になってしまい、せっかくの記憶の定着の機会を無駄にしてしまうことになります。

内容を理解しながら自分の言葉で書く

教科書に一言一句同じことが書いてある場合など、書く必要がない内容は書かない

先生が喋っただけの内容も、大事だと思ったところは書く

といった工夫をしながらノートを書くことが大切です。

周りと差をつけるノートの書き方!

ここからは、情報としての価値が高く、記憶の定着がスムーズに行えるようなノートの書き方について、具体例を交えながら解説していきます。ノートの書き方をマスターし、周りと差をつけましょう!

余白を適切に使う

適切に余白を使うことで、ノートに書かれた情報を捉えやすくなります。また、復習している時に気づいたことがあった場合、余白があればレイアウトを崩すことなく情報を追加することができます。


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どの程度余白を使えばいいかわからないというときは、まずは1ページ1テーマを目安にノートを書くようにしましょう。

記号やアイコンを活用してコンパクトにまとめる

「→」は因果関係を表す、「=」は等値を表すなど、ノートを取るうえで自分なりのルールを決め、コンパクトかつ分かりやすくまとめるように心がけましょう。

記号やアイコンを活用することで、情報を探すときの目印となります。また、ノートを書く時の時間短縮にも繋がり、より授業を集中して聞くことができます。さらに、自然と余白が生まれるため、より読みやすいノートになります。


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イラストや図、表を使い、視覚的に情報を捉えやすくする

イラストを活用することで、視覚的に情報をとらえることができるようになります。また、図や表に情報をまとめることで、上下左右で複数の情報の比較を容易に行うことができます。


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書くのが難しい図やイラストは、無理に授業中に書くのではなく、コピーをとって貼り付けたり、後から書いたりなど、工夫をすることが大切です。

適度な装飾を活用する

重要な部分に枠線や破線を適用したり、違う色のペンで記入したりすることで、視覚的に情報を捉えやすいノートを作ることができます。

ただし、必要以上に装飾してしまうと、かえって分かりにくいノートになってしまうので注意が必要です。また、ペンの色に意味を持たせることも大切です。例えば、重要な情報やテストに出る内容には赤色のペンを、補足説明には青色のペンを、等自分の中でルールを決めましょう。

見出しを使い、階層構造を持たせる

文字の大きさやレイアウトを考え、情報に階層構造を持たせることができれば、一流と言えるでしょう。大見出しや小見出しを使って、そのページや章に書かれていることをコンパクトにまとめることで、情報としての見やすさが向上します。


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付箋を効果的に活用する

後から見返したいことや、追記したいことがある場合は、付箋を活用しましょう。ノートからはみ出るように付箋を貼ると、ノートを閉じた状態でも、どこに情報があるか一目で分かるようになります。

ただし、付箋を使いすぎると逆に分かりにくいノートになってしまうため、注意が必要です。本当に必要なところにのみ貼るようにしましょう。

頭の良い人のノートのまとめ方テクニックを紹介!

頭のいい人のノートのまとめ方について、いくつかの有名なテクニックをご紹介します。ノートをまとめる時に使えそうなものがあれば、取り入れてみてください。

コーネル式ノート

コーネル式ノートは、効果的なノートの取り方の一つで、学習や研究において、情報を整理し、理解を深めるのに役立つとされている手法です。コーネル大学の教授が1960年代に開発したことから、このように呼ばれるようになりました。

コーネル式ノートの基本的なレイアウトは以下の通りです。タイトルを書いた後、ページを3つのセクションに分けます。

まず、板書や教科書の内容を「ノート」に書きます。この時に重要なのは可能な限り簡略化して書き溜めることです。箇条書きや記号・図を使い、余白を多く使いましょう。

次に「ノート」を見直し、「キュー」に大切なキーワードや疑問点を記入します。この作業をすることで全体の流れを把握し、疑問点を整理することにつながります。最後に「サマリー」に、ページの内容を自分の言葉でまとめます。あとから見直したときに一目でページの内容がわかるようにすることが重要です。

「キュー」のキーワードや疑問点を見て、自分が理解しているかどうかを確認しながら、「ノート」や「サマリー」を見直すことで、効果的な復習を行うことができます。

苦手ノート

苦手ノートは、いつも間違えたり、迷ったりする内容をまとめておくノートです。

苦手ノートは、自分の弱点や課題を克服するために役立ちます。例えば毎日の終わりに苦手な部分のみを復習することで後回しにせず、すぐ克服する事が可能です。 また、克服したと思ったら苦手ノートから消していくことで、成長を実感することができます。

まとめ

この記事では、ノートを取る本来の意味、ノートを取るうえでやってはいけないNG行動、そして周りと差をつけるノートの取り方について解説しました。

ノートは復習をする際に最大限の効果を発揮します。復習を効率的に行えるように工夫しながらノートを書くことで、「ただ写しているだけ」という受動的な学習から抜け出し、能動的に学べるようになります。

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