その他

2020.02.12      2023.10.09

新学期によいスタートを切るための準備とは?持ち物から勉強法まで解説

新学期によいスタートを切るための準備とは?持ち物から勉強法まで解説

長い休みが明けて迎える新学期には、宿題や筆記用具など準備することがたくさんあります。なかには、新学期に対する不安から学校に行きたくないと思う子どももいるでしょう。お子さまの不安を解消してポジティブな気持ちでスタートするために、保護者としてできる限りのサポートをしたいものです。

本記事では新学期に向けて必要な準備物のほか、お子さま自身の心の準備についても解説します。不安を解消するためにできることや、新学期を明るい気持ちで迎えるための勉強法について理解し、お子さまのサポートを行いましょう。

新学期に向けて準備することとは?

新学期を明るい気持ちでスタートするためには、休み期間中に準備を整えることが大切です。

宿題・課題の消化

まず、休み期間中に取り組むべき宿題や課題は、遅れないように提出させましょう。

宿題が出ていることを忘れてしまう、また取り組むまでに時間がかかるお子さまには、保護者の手助けが必要です。宿題の進行度を把握し、溜め込まないように早い時期から促す必要があります。

「宿題をしなさい」と声をかけるだけでなく、一緒に問題を考えたり丸つけを行ってあげたりしましょう。丁寧にサポートすれば、少しずつお子さま自身でできることが増えていきます。

宿題には「新学期に向けた授業の準備」という目的があり、新学期からつまずかないための重要な準備といえます。宿題は期日内に提出することだけが目的ではありません。

宿題の内容は、これまでに習った範囲の復習であることが多いため、きちんと理解できているかを確認しながら取り組むことが大切です。わからなかった問題はそのままにせず、教科書を見直して解き方を再確認させましょう。

宿題を通して、これまで学習した内容の理解度のチェックができれば、新学期に新しい範囲を学ぶ際にも自信をもって取り組めます。

生活リズムの調節

本来であれば、生活パターンは休み期間中でも普段と変わりなく一定のリズムを保つのが理想的です。

しかし、休み期間中は旅行に行ったり遅くまで勉強したりすることで生活リズムが乱れるときもあるでしょう。特に夏休みなどの期間が長い休みでは、気持ちが開放的になってのんびり過ごしてしまう人も多いです。

生活リズムが乱れてしまった場合は新学期までに戻しておく必要があります。生活リズムの乱れによって不規則になった睡眠時間を戻すには時間がかかるため、早い段階から整え始めましょう。

新学期が始まったときの生活パターンをイメージし、起床時間と食事時間、就寝時間を規則正しく進めます。朝が苦手なお子さまであれば、保護者が声をかけて少しずつ普段の生活に近づけるようにサポートしてください。

質の高い睡眠は、勉強をよく理解するためにも重要なものです。お子さまが勉強に打ち込めるよう、まずは生活面からサポートしましょう。

学用品などの準備・補充

新学期が始まる前に、学用品や上履きなどの必需品を確認しておくようにしましょう。例えば、新学期に鉛筆やノートが準備できていなければ、勉強に関するお子さまのモチベーションが低下してしまいます。そのため、学用品や上履きなどの準備・補充は早めに行いましょう。

鉛筆・シャーペン・消しゴムなどの文房具は多めにストックしておくのがおすすめです。
小学生のノートは教科別にマスの大きさが違うため、すぐに準備することは難しいでしょう。そのため、早めに準備しておくことをおすすめします。

ノートを切らさないコツは、後ろから数ページのところにお子さまへのメッセージを記す方法があります。「ここまできたらお母さんに教えてね」と書いておけば、お子さまからの報告でノート切れを防ぐことができます。

一方、中学生以降のノートは、授業以外に復習ノートとしても使用できるので、潤沢に備えておいても問題ありません。

また、下着、靴下、ハンカチなども適宜新しいものを準備しましょう。これは身だしなみの面だけでなく、学校での人間関係の維持のためにも重要といえます。
上履きや手提げバックなども洗濯し、状態が悪ければ交換しましょう。新学期が始まったあとに持ち物の傷み方や減り方に不自然な印象を受けたら、お子さまの様子を注意深く観察してください。持ち物から人間関係の乱れがわかる場合があります。

新学期に向けて準備しておくべきものは、おおまかに以下のようなものがあります。

・バック
・文房具(鉛筆、シャーペン、消しゴム、ノートなど)
・宿題
・体操着、体育館シューズ
・楽器(リコーダー、鍵盤ハーモニカなど)
・上履き
・下着、靴下、ハンカチ

新学期を迎えるお子さまの心の準備も大切

新学期を迎えるお子さまの心の準備も大切

新学期を迎えるにあたり、なによりも大切なのはお子さま自身の心の準備です。明るい気持ちで新生活をスタートできるように、一番身近な保護者がサポートを行う必要があります。

新学期前のお子さまを観察しましょう

新学期を迎える前に、お子さまからなんらかの「サイン」が出ていないか注意深く観察してください。

休み期間が長いと、休み癖が付き学校に行きたくないという感情が生まれるのは当たり前のことです。単純に学校へ行くことが億劫といった様子ではなく、表情が暗かったり極度に甘えたりするようなら、お子さまがSOSのサインを出していると考えられます。

お子さまがSOSのサインを出しているときは、学校に対しての不安から新学期がつらいと感じている可能性があります。お子さまの不安を見逃さないようにしましょう。

新学期がつらくなる理由1:人間関係

新学期がつらく感じる理由の1つに、人間関係が挙げられます。学校のクラスは、少人数で構成されていたとしても、お子さまにとっては1つの社会といえるでしょう。人間関係で失敗・孤立することは、精神的ストレスになります。

お子さまが不安に感じている原因は、新しいクラスになじめるか、よい友だちに出会えるかといったことかもしれません。

クラスのほか、部活の仲間や教師との関係で問題を抱えている場合もあります。休み期間中に友だちとの連絡が全くないのであれば、要注意といえます。

新学期がつらくなる理由2:勉強についていけない

人間関係のほかに勉強についていけないことも新学期がつらくなってしまう理由として挙げられます。勉強についていけていない場合、周囲との差を感じ、授業時間のすべてがつらくなってしまいます。

新学期で行われる授業では、これまでの知識を応用した新しい範囲を学ぶため、勉強についていけないまま授業が進めば、ますますわからなくなるでしょう。勉強についていけないと自信を失い自己肯定感が下がってしまうことも考えられます。

休み期間中の宿題管理だけでなく、常にお子さまの成績に目を配っておくことで気づけることも多くあります。成績が下がったときには決して怒らずに原因と解決策を一緒に考えましょう。

また勉強についていけていたとしても、成績を落としたくない、志望校に受からなければならない、といった不安を抱えているケースもあります。普段から家庭内で話しやすい雰囲気を作り、不安を相談できる話しやすい環境を整えてあげることも必要です。

新学期を迎えるお子さまがつらそうなときはどうする?

新学期当日に、お子さまがつらそうなときには無理に行かせようとするのは禁物です。保護者が「とにかく学校に行きなさい」と強要すれば、お子さまはどこにも居場所がないと感じてしまうかもしれません。

学校に行くことがつらそうな場合の対処法として、学校以外のコミュニティーを確保するのがよいでしょう。

学校に行かないことで問題となるのは、勉強の遅れと人間関係が狭くなることです。しかし、インターネット学習サービスや学習塾を利用することで、学校外の人とコミュニケーションを図ることや勉強を行う機会が得られるため問題を解決できる場合もあります。

お子さまがつらいと感じる原因を打ち明けられるように、同じ目線に立って話をよく聞いてください。そして、つらいと感じる原因の解決方法を一緒に探してあげましょう。

塾に通うなら新学期に合わせよう

お子さまが新学期を不安に感じる理由が勉強についていけないことであれば、学習塾に通わせることをおすすめします。

春休みと夏休みは勉強に追いつく・差をつけるチャンス

期間が長い春休みや夏休みは、普段できない勉強ができる時期でもあります。ほかの生徒が休んでいる間に勉強を進められれば、勉強の遅れを取り戻すことも可能です。また、学校の授業で習わないことを先に学ぶことで、周囲と差をつけられるチャンスでもあります。

気持ちがゆるんでしまいがちな休み期間中にも、できる限り勉強を行うように習慣化させましょう。

集団指導塾では入塾時期に制限があるケースも

複数の生徒が集まる集団指導塾では、学校と同様に時間割を組んで授業を行います。そのため、新学年のカリキュラムが始まる2月頃のタイミングにしか入塾を受け付けていない場合があります。随時入塾できるとしても途中からの参加になるため、勉強についていきにくいのがデメリットといえるでしょう。

集団で行われる授業がお子さまに合っていない場合、集団指導塾に通わせても効果が得られないかもしれません。

個別指導塾で新学期に向けてぴったり寄り添った授業を

集団で行われる授業が合っていないお子さまの場合は、個別指導塾に通わせることがおすすめです。個別指導塾であれば、入塾のタイミングは自由であり授業の内容も生徒一人ひとりの理解度に合わせて行われます。

集団指導塾が主に先取り学習に注力するのに対し、個別指導塾ではお子さまに合わせて復習と先取り学習の両方が行われます。授業についていけるようになることで、新学期を前向きな気持ちで迎えられることでしょう。

また、宿題でわからないことがあれば、講師に教えてもらえたりメンタルの相談にも応じてもらえたりと、単なる成績アップにとどまらないサポートを受けられます。家庭以外で幅広い悩みに寄り添ってくれる場があるのは、お子さまや保護者にとっても安心できるでしょう。

まとめ

新学期によいスタートを切るためには、計画通りに宿題を進めることや準備物をそろえるほかに、お子さまの不安を解消することが大切です。勉強のつまずきが新学期への不安につながっているのであれば、生徒一人ひとりの理解度に応じた授業を行う個別指導塾を検討してみましょう。

個別指導の明光では、完全オーダーメイドの学習プランでお子さまの苦手な分野をピンポイントで克服できるようサポートします。同時に学校の授業に乗り遅れないための先取り学習にも一緒に取り組みます。

随時学校見学や無料体験を受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事を家族や友人に教える

あわせて読みたい記事

タグ一覧

おすすめ記事

おすすめ記事

Home > 明光プラス > その他 > 新学期によいスタートを切るための準備とは?持ち物から勉強法まで解説