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2022.04.03      2023.10.10

眠くなる授業中に目を覚ます方法・眠くならないようにする方法とは?

眠くなる授業中に目を覚ます方法・眠くならないようにする方法とは?

学校の授業中の眠気に悩まされている人は多いものです。眠くなってしまうと先生の話に集中できず、授業の内容が理解できなくなる可能性もあります。

この記事では直接的に目を覚ます方法はもとより、眠くならない授業の受け方、朝の登校前や休み時間にできる授業中の眠気対策まで網羅して解説します。

眠くなってしまう原因については、以下の記事で詳しく説明していますのであわせてご覧ください。

授業中に目を覚ましていられるための朝の過ごし方

意外に思われるかもしれませんが、授業中に眠くなるようにするためには朝の過ごし方がポイントとなります。ギリギリまで寝ていたいところをグッとこらえて、眠気対策の時間を確保しましょう。

眠気を残さずすっきり目覚める

朝に眠気が残ったままでは授業中に眠くなってしまいます。毎朝、爽やかに目覚めるよう心がけてみましょう。

すっきりと目覚めるための具体的な方法は、起きる時間を固定して休日でも大きく変えない、起きてすぐに太陽の光を浴びる、軽く運動することなどです。もちろん、早めに就寝して十分な睡眠時間を取ることが大前提となります。

朝食をしっかり食べる

寝る時間を確保するために朝食を食べない人もいるのではないでしょうか。食物を体に入れると全身が目覚めるため、朝食の役割は大変重要なものです。エネルギーや必要な栄養素が取り込まれることで、体が活動の準備をととのえてくれます。

朝食を抜いてしまうと空腹時間が長くなり、昼食後の血糖値の急降下の影響を受けて午後の授業で眠くなりやすくなります。

忙しい朝でも朝食はできるだけバランスよく、きちんと食べるようにしましょう。朝に食欲がない人も何かしら口にできるものをおなかに入れて、体を目覚めさせてください。

コーヒーを一杯飲む

朝にコーヒーを一杯飲むことも、授業中に眠くならないための過ごし方の1つです。コーヒーに含まれる成分「カフェイン」には覚醒作用があり、眠気を払うのに効果的です。

カフェインの効果は長時間続くため、取り入れるなら活動を開始する朝がよいでしょう。カフェインには体内時計をととのえる効果があり、体が本来の力を発揮しやすくなるといわれています。

カフェイン含有量の多いエナジードリンクもありますが、一杯のコーヒーで十分に効果を発揮してくれます。また、夜に飲むコーヒーは睡眠の妨げとなり、体内時計を狂わせる原因ともなってしまうため注意が必要です。

目を覚ましていられる授業の受け方

朝しっかりと眠気対策をしたら、授業中にできる対策も万全にして臨みましょう。ここでは目を覚ましていられる授業の受け方を解説します。

授業に「参加」する

授業中に目を覚ましていられる一番の方法は、自ら授業に参加することです。授業を聞いているだけでは眠くなりやすいため、極力受け身な状況を作り出さないことがポイントとなります。

効果的な授業の参加方法は、積極的に発言や質問をすることでしょう。話すことを考え、声を出すことで脳が活性化されて眠気を解消できます。先生やクラスメイトから注目されることも手伝って、眠くなる暇がありません。

ノートに工夫を凝らす

ノートを取ることも眠気を撃退することにつながります。しかし、板書を丸写しするようなノートの取り方では単調で眠くなりがちです。

情報を関連づけて視覚的に表現したり、取り方に工夫を凝らしたりすることで頭がはたらき続け、目を覚ましていられるでしょう。きれいに書くことよりも考えて書くことを優先してみてください。

手を動かしながらも先生が話す内容にもしっかりと耳を傾け、大切だと思ったことはノートに書き加えましょう。雑談の中にも授業の理解度を上げるキーワードが見つかることもあります。

工夫が詰まったノートは眠気対策だけでなく、定期テスト前にも活躍してくれるでしょう。

練習問題を解く

授業内容が退屈で眠くなってしまうこともあります。このような場合には、少し先の練習問題を解いて頭をはたらかせ続けると眠くなりにくいです。すでに先生の話が理解できていると感じたら、問題に挑戦してみるとよいでしょう。

しかし、これはあくまで授業中の科目に限定して行いましょう。別の科目の練習問題に取り組むことは避けてください。また問題を解いてみて難しいと感じたら、先生の話を聞くことに専念するようにします。

授業中眠くなったときに目を覚ます方法

授業中眠くなったときに目を覚ます方法

さまざまな対策を講じても眠気がやってくることはあるものです。ここでは、授業中に眠くなってしまったときに目を覚ます効果的な方法を5つお伝えしますので、実践してみてください。

こっそり体を動かす

眠いときにじっと座っているだけではどんどん眠くなっていきます。授業中でも許される範囲で体を動かすことで、多少眠気を抑えることができます。

腕を伸ばす、足を組み替える、手でグー・チョキ・パーをするなど、目立たないように動かしつつ体に刺激を与えましょう。体勢が変わることで気持ちのリフレッシュにもつながります。

あえて寒くする

体表面の温度が上昇すると、眠気につながってしまうものです。そうしたときはあえて寒くすることで、眠気を吹き飛ばす効果が期待できます。

室内の暖房が効きすぎているようなときは、上着を脱いだりボタンを外したりして、やや寒いと感じるくらいに体温調整を行いましょう。

また陽が射してぽかぽかしているようなときは、可能であれば窓を開けたりカーテンを閉めたりしてもらうのがおすすめです。そんなときはおそらく周りもみんな眠いはずなので、ためらう必要はありません。

眠気に効くツボを押す

人によってはツボ押しが眠気解消に効くこともあります。ツボを探すという行為や、押すことによる直接の刺激にも目を覚ます効果が期待できるといわれています。

授業中でも押しやすい位置にあり、眠気に効果のあるツボを押してみましょう。手のひらや目の周りには、眠気覚ましや脳の活性化などに効くさまざまなツボがあるといわれています。

軽い刺激を与える

五感に直接刺激を与えることで目を覚ます方法もあります。たとえば、メントールのように刺激的な匂いのするものを嗅ぐことで、リフレッシュ効果に期待できます。リップクリームをはじめ、学校でも使えるものを授業の迷惑にならないように活用してみましょう。

また肌を軽くつねったり、シャープペンシルの先を軽く当てたりするのも有効です。肌への刺激は軽くちょんと当てるだけで十分です。強い刺激は肌を傷つけてしまうため、力加減には気をつけてください。

人の目を意識する

自分では起きていられなくても、人の目があると起きていられるものです。眠気がなかなか抑えられない日には、近くの友達に「寝そうになっていたら起こして」と頼んでおくのはどうでしょうか。

肩や背中を叩いてもらったり声をかけてもらったりすることで、一気に眠気が解消できることもあります。

また、あえて先生とアイコンタクトを取り続けることでも眠気を払えます。まぶたが重いと感じたときには意識してやってみましょう。

授業中眠くなっている日の休み時間に目を覚ます方法

「今日はどうしても眠くなってしまう」という日は誰にでもあるものです。そんな日は、休み時間を上手に活用して眠気に対抗しましょう。

休み時間に仮眠する

睡眠時間が足りなかったり眠気が強かったりするときは、短時間の仮眠で劇的に改善する場合があります。

休み時間に机に突っ伏して短時間でも眠っておくと、授業開始後に格段に眠くなりにくくなるでしょう。この睡眠法は「パワーナップ」と呼ばれ、一部の企業にも浸透しています。

眠れなくても、突っ伏して目を閉じているだけで効果が期待できます。疲労回復や集中力向上も期待できるため、積極的に取り入れてみてください。

軽く運動する

軽い運動にも目を覚ます効果があります。体を動かすことで脳も覚醒し、目が覚めるだけでなく学習効率も上がるといわれています。

ストレッチングをしたり、屋外の明るい場所を少し歩いたりすると呼吸が深くなり、脳に酸素が行きわたります。ただし疲労するような激しい運動では逆に眠くなってしまうので、あくまで軽い運動にとどめるのがポイントです。

カフェイン飲料を持ち込んで飲む

学校でもカフェインの力を借りることが可能です。学校の校則に従いつつ、カフェインを含む飲み物を水筒で持ち込んで休み時間に飲んでみましょう。カフェインが効果を発揮し出すまでには時間差があるので、飲んでから仮眠を取ることも効果的です。

また糖分も脳のエネルギー源として機能し、眠気を予防してくれます。頼りすぎは危険なので、どうしてもという日の午前中だけと決めて口にしましょう。

まとめ

眠気に打ち勝つための、朝の登校前や休み時間、授業中にできる眠気対策を紹介しました。学校の授業中に眠くならないよう、事前にできることは数多くあると分かります。

しかし前提として、十分な睡眠を取ること、朝食をきちんと食べて日ごろから規則正しい生活をすることが、眠くならないための一番の解決策かもしれません。いざ授業中に眠くなってしまったときに自席でできる対策方法もぜひ実践してみてください。

個別指導の明光では、生徒それぞれの悩みを一緒に考え、解決に導く体制をととのえています。集中力が持続しない、目標が持てないなど、成績以外の勉強のお悩みもぜひ一度ご相談ください。

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