2015.03.01
片付けのプロに学ぶ!子ども部屋のカンタン整理術
いよいよ新学期。新しいスタートをスムーズにするために大切なのが整理整頓です。散らかりがちな子ども部屋の整理ですが、一体どこから始めたらいいのかわからない人も多いようですね。また、せっかく整理してもすぐに散らかってしまっては意味がないので、常にキレイにできる部屋作りが必要ですよね。
今回は片付けのアドバイザーとして広く活躍する今本待喜子さんと一緒に、実際に中学生の女の子の部屋を整理していきます。




今本さんの手にかかれば、わずか3時間の片付けで見違えるほどキレイなお部屋に。
どのような方法でキレイになったのか、整理のポイントをご紹介します。
クローゼットの整理整頓

クローゼットと飾り棚は、とりあえずモノを納めてしまっている感じですね。
整理整頓の基本は、「中にあるモノを一度全部出すこと」だそうです。
まずは、クローゼットの中にあるモノを全て出して、作業スタートです。


今本さんチェック!
片付けのアドバイザー 今本 待喜子さん
洋服は役割がはっきりしているので、役割別にまとめると整理が簡単です。
それに「いるモノ」か「いらないモノ」かは、着る頻度ではっきりわかりますからね。部屋の片付けは、まずクローゼットから始めましょう! 一番整理しやすいので、片付け作業に弾みがつきますよ!


洋服を種類別に分けていきます。「学校の制服」「ジャージ」「Tシャツ」「ニット」「パンツ」など、あまり厳密にこだわらず、自分の中で同じ枠組みのモノをまとめていくのが良いそうです。Tシャツなど、本来ハンガーにかける必要のないモノまでハンガーにかけていたことがわかりますね。
制服類を中心に、ジャケットやニットなど良く使うもの・型くずれが気になるものをハンガーにかけて収納していきます。


目的がはっきりした収納に!
今本さんチェック!
片付けのアドバイザー 今本 待喜子さん
洋服は役割がはっきりしているので、役割別にまとめると整理が簡単です。
それに「いるモノ」か「いらないモノ」かは、着る頻度ではっきりわかりますからね。部屋の片付けは、まずクローゼットから始めましょう! 一番整理しやすいので、片付け作業に弾みがつきますよ!


洋服を種類別に分けていきます。「学校の制服」「ジャージ」「Tシャツ」「ニット」「パンツ」など、あまり厳密にこだわらず、自分の中で同じ枠組みのモノをまとめていくのが良いそうです。Tシャツなど、本来ハンガーにかける必要のないモノまでハンガーにかけていたことがわかりますね。
制服類を中心に、ジャケットやニットなど良く使うもの・型くずれが気になるものをハンガーにかけて収納していきます。
今本さんチェック!
片付けのアドバイザー 今本 待喜子さん
棚に入れるときは、一番良く使うモノを取り出しやすい中段に入れましょう。その次に使うモノを下段に、あまり使わないモノは上段に、それぞれ入れていくことで使いやすい棚ができますよ。
本棚・机の整理整頓

ぬいぐるみがいっぱいのこちらの本棚は、本を置くという目的をしっかりもたせてあげるとよいようです。

そして、机の上はモノが多め。勉強に集中できる環境にするためには、机の上にできるだけモノを置かないようにしたいですね。
本は机の横の棚にまとめることにしました。机の上の棚にあった勉強用の本やノートは、机に座ったままで取り出せる場所に移動します。

机上の本も含めて部屋中の本を全て、本棚へ移動します。机に近いエリアには勉強の本、遠いエリアにはマンガを置きましょう。

部屋中のぬいぐるみも全て一箇所にまとめました。にぎやかで楽しい雰囲気に!

本がなくなったことですっきりした机まわり。勉強に集中できる環境になりそうです。
今本さんチェック!
片付けのアドバイザー 今本 待喜子さん
整理整頓の基本は、同じ役割のモノを同じところに集めるということです。これをやるだけで、モノを捨てなくても、驚くくらいスペースに余裕が生まれるんですよ。どこに何があるのかすぐにイメージしやすいので、勉強や仕事の効率化にもつながりますよ。
飾り棚の整理

いろいろなモノが入っていた飾り棚も、まずは空っぽに。


小さなアクセサリー類は、お皿やカゴに入れて「見せる」かたちで置き場所を作ってあげると収納が楽しくなります。

飾り棚はこんなに余裕があったんですね。書道や美術の道具も、洋服ダンスにしまっていたときよりも取り出しやすくなりました。部屋中に散らばっていた小物も、一か所に集めて飾ることで、華やかでおしゃれな印象になります。
今本さんチェック!
片付けのアドバイザー 今本 待喜子さん
しまい込まずに見えるようにしてあげることで、使うモノと使わないモノがわかるようになるので、今後の整理にも役に立ちますよ。
まとめ


今本さんチェック!
片付けのアドバイザー 今本 待喜子さん
目的別にモノをまとめることで、とても使いやすくなりましたね。ゴミとして捨てたのは3袋だけ。目的別にモノをまとめるだけで、こんなにスペースに余裕ができるんです。
大切なのは、この状態を維持すること。基本となるのは「使ったらもとに戻す」という当たり前のことです。だから、部屋のモノに居場所を作ってあげることが大切なんですね。机まわりもすっきりして、勉強に取り組みやすい環境になったと思います。
お子さんの感想
●分類により、モノをすぐ探せる環境がいい!
●キレイになると、散らかしてもすぐ元に戻せる!
●本棚の飾りつけが可愛いくて、おしゃれ!
編集担当
日々、生活をする部屋が快適で過ごしやすいということはとても大切ですよね。今回の子ども部屋の片付けを、今本さんは3時間ほどで終わらせてしまいました。捨てるだけではなく、目的別にモノを分けるというだけで、ここまで効率よく整理整頓ができるのですね。なによりも、勉強に取り組みやすそうな環境が保護者としてはとても嬉しいポイントです。
今本さん、ご協力ありがとうございました!
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