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2021.12.11      2023.10.23

勉強しない子を放っておくとどうなる?リスクや効果的な対処法を紹介

勉強しない子を放っておくとどうなる?リスクや効果的な対処法を紹介

保護者のお悩みとして多いのが「子どもが勉強しない」ということです。本来であればお子さまが自らすすんで机に向かってくれるのが理想的ですが、難しい場合はどのように対応すればよいのでしょうか。

本記事では勉強しないお子さまを放っておくことのリスクと、お子さまが勉強をしたがらない理由、そしてお子さまへの効果的なアプローチ方法について解説します。

勉強しないお子さまを放っておくことのリスク

「勉強しなさい」と何度も伝えることに疲れてしまい、お手上げ状態となっているご家庭は多いでしょう。では、勉強しないお子さまを放っておくと将来どのようなことが起こりうるのか考えてみましょう。

授業についていけず、やる気が低下する

学習指導要領の改訂により、全国の学校で新しいカリキュラムが実施されています。改訂に伴って学習範囲が増え、学習スピードが上がったことに焦りをおぼえている保護者の方もいることでしょう。

授業についていけなくなるとやる気が低下し、勉強そのものが嫌いになってしまう可能性があります。また、そのまま放っておくことで学校に行くことすら嫌になってしまうことも考えられるでしょう。学習のボリュームとスピードに対応するために、これまで以上にご家庭での勉強時間の確保が必要です。

先生から注意されることが多く、自分に自信がなくなる

勉強をしなければ、定期テストで点数を取ることが難しくなります。成績がよくないことで先生から注意を受ける機会が多くなり、自信をなくしてしまうお子さまもいるでしょう。

自信がなくなると勉強への苦手意識が強くなり、ますます自発的に勉強に取り組むことが困難になってしまいます。

行きたい高校、大学に行けない可能性が大きくなる

勉強をしないお子さまを放っておくと、単元を重ねるごとに授業についていけなくなります。つまずきを放置したまま受験生となった場合、選べる志望校が限られてしまう可能性もあるでしょう。

挽回しようとやる気をもって勉強すれば、入試当日の学力検査である程度の点数は取れるかもしれません。しかし日ごろの学習の姿勢が評価される「内申点」の不足をカバーするのは大変です。毎日の授業への理解を深め、コツコツと学習を積み上げることが大切でしょう。

将来の選択肢が狭くなる

お子さまが勉強することを諦めてしまった場合、将来にも影響を及ぼす可能性があります。高校や大学の選択肢が狭まることに加えて、なりたい職業に就けないという未来も予想できます。

「あのときもっと勉強しておけば…」と後悔しても、時間を巻き戻すことはできません。

お子さまが勉強をしたがらない理由は?

勉強しないお子さまを放っておくことのリスクがわかったところで、お子さまが勉強をしたがらない根本的な原因を考えていきます。お子さまによっては、勉強したがらない理由は1つではなく、複数の理由が複雑に絡み合っている場合もあります。

集中力が持続しないから

お子さまが勉強したがらない理由の1つとして、なかなか集中力が持続しないことが挙げられます。

机に向かってはみるものの、勉強に100%意識を向けることができないお子さまは多いでしょう。遊びたい気持ちのほうが強く気が散ってしまったり、途中で眠くなったりすると、勉強に集中することができません。

学校の授業についていけず、勉強が楽しくないから

学校の授業についていくことができず、勉強の面白さが実感できなければ、自分から勉強をしたいとは思えないでしょう。学校の授業でつまずいたことを放置してしまうとお子さま一人では挽回が難しいケースもあり、ますます授業がわからなくなってしまいます。

放っておくと、「どの単元が理解できていないのかということすらわからない」といった事態にもつながりかねません。勉強自体が嫌いになってしまい、得意だった教科への興味まで薄れてしまうこともあります。

勉強する意味がわからないから

勉強する目的が見いだせず、自発的に机に向かおうとしないお子さまも多いといえます。

勉強することで自分がどうなっていくか、今やっている勉強が将来どのように役立つのかという根本的なことが理解できていなければ、お子さまが自発的にやる気を起こすことは難しいでしょう。

受験について深く考えていないから

受験生になってもなかなか勉強しないお子さまの場合、受験について深く考えていない可能性があります。志望している高校や大学に入れなくなるだけではなく、将来なりたい職業に就けない可能性も高まります。

お子さま自身が、受験が自分の将来の選択肢に大きな影響を与えることがまだわかっていないということが考えられます。

保護者のNG行動

お子さまが勉強をしたがらない理由にはお子さま自身の問題だけでなく、保護者の方々に理由がある場合もあります。そこで保護者がお子さまに対してやってはいけないことをいくつか紹介します。

「勉強しなさい」と勉強を強制してしまう

学校やご家庭で頭ごなしに「勉強しなさい」と強制されると、やる気を失ってしまうだけでなく、反抗心からますます勉強から遠ざかってしまうこともあります。

お子さま自身が勉強する意義を感じられるように丁寧にかかわることが理想です。

学習する環境・習慣がない

学習する環境や習慣がないことで、勉強に取り組む気持ちがもてないケースも考えられるでしょう。自宅に勉強スペースがなかったり、部屋のテレビが一日中つけっぱなしだったりすると勉強に集中できません。

また、きょうだいや友だちが勉強をしていないため、学習習慣が身につきづらいということもあります。特にご家庭では、勉強スペースを生活スペースとしっかり分けて用意してあげることで、お子さまが勉強に集中できる空間を作ってあげましょう

勉強しないお子さまへの対処法

勉強しないお子さまへの対処法

ここからは勉強しないお子さまへの効果的な対処法をご紹介します。お子さまが自らすすんで学びに向かってくれることが望ましいものの、難しい場合には保護者がそっと背中を押してあげることが必要です。

生活習慣を整える

お子さまが勉強したがらないときには、まず生活環境の見直しをはかるのがおすすめです。

睡眠不足をはじめ、体調が万全でない状態ではやる気が起きず、集中力がなかなか持続しません。家族みんなで規則正しい生活を心がけることで、お子さまが勉強に向かう土台を築くことができます。

ご家庭での学習環境を整える

お子さまがご家庭で勉強するためには、学習環境の整備が必要不可欠です。勉強スペースを整えて、集中できる環境作りを行いましょう。

周囲には漫画やスマホなど、妨げとなるものを置かないことがポイントです。またゲームやテレビの音が聞こえると気が散ってしまうため、お子さまが勉強しているときには消しておくようにします。

勉強も遊びも、時間を決めてメリハリをつけることで集中力が持続するでしょう。

どうして勉強するのかを一緒に考える

勉強するとどんなよいことがあるのか、親子で話し合ってみることも効果的です。将来の夢や行きたい学校など目標を見つけて、達成のためのステップを一緒に考えてみてください。

勉強する理由がわからないお子さまは、なんのために勉強するのかを心から理解できれば、目の前の勉強に真剣に取り組むことができるはずです。大きな目標を達成するために小さな目標をいくつも作り、達成するごとに一緒に喜ぶことで、少しずつ自信がついてくるでしょう。

興味をもてる教科や単元を見つける

勉強嫌いのお子さまでも、なにか1つは興味をもてる教科や単元があるはずです。得意を伸ばし周りから褒められた経験は、勉強そのものへのモチベーションが上がるきっかけになることもあるでしょう。

少しでも興味がもてる、好きになれそうだと思う教科や単元を見つけるためには、保護者が日ごろから勉強について尋ねたり、お子さまが勉強する姿を見てあげたりすることも大切です。お子さまの好きなことに気がついたら、これは理解できているね、すごいね、と褒めてあげてください。

学習塾を活用する

手を尽くしてもお子さまが勉強に取り組めないようであれば、教育のプロにまかせるのが近道かもしれません。学校の授業についていけず勉強のやる気が低下してしまう悪循環は、できる限り早い段階で断つことが重要です。

仲のよい友だちが通っている教室に入塾することで、抵抗なく通うことができるケースもあります。また、自習室を解放している塾が多いため、学習習慣も身につきやすいでしょう。

学習習慣が身につかないお子さまには個別指導塾がおすすめ

お子さまが自発的に勉強することが難しいなら、学習塾のなかでもオーダーメイドの指導で丁寧に向き合ってくれる個別指導塾がおすすめです。

時間帯や曜日を選べて、部活動や学校行事との両立がしやすい

個別指導塾であれば授業の時間帯や曜日が自由にカスタマイズできるため、部活動や学校行事などと両立することができます。学習習慣が身についていないお子さまでも、ストレスなく通い続けることができるでしょう。

個別指導の明光は生徒一人ひとりに合わせた学習カリキュラムを作成

個別指導の明光では、生徒それぞれの学習進度や目標に寄り添いながらオーダーメイドのカリキュラムを作成します。学校の授業についていけないお子さまに対しては、まずはどこがわからないのかを明確にし、つまずきの原因となっている単元から復習します。

また明光では勉強だけでなく、正しい勉強方法そのものが身につくよう指導を行い、お子さまが自らすすんで学ぶ姿勢を育てます。

明光では「対話」を大切にした授業で理解力アップが目指せる

明光では、先生が生徒に伝える一方通行の授業ではなく、対話を大切にした授業を展開しています。

お子さまが自分で答えにたどり着けるようなアシストを行い、自信をつけて勉強に前向きに向かう力を養います。お子さま自身の学ぶ力が伸びれば、学校の授業にも積極的な姿勢で臨むことができるでしょう。

明光は丁寧なカウンセリングで目標達成のための行動を明確に

明光は、生徒一人ひとりの目指す夢や目標と向き合うことを大切にしています。定期テストや志望校合格に向けて対話を通じた丁寧なカウンセリングを実施し、目標を達成するための行動を明確にします。

さらに、計画通りにいかないときには一緒に課題を見つけ、やる気の後押しを行います。目標まで伴走してくれる先生がいることは、お子さまにとっても保護者にとっても心強いサポートとなるでしょう。

まとめ

勉強しないお子さまを放っておくことは、勉強や学校へのモチベーションを低下させ、将来の選択肢にも影響を与えてしまいます。まずは勉強したがらない原因を探り、スピードをもって適切に対処することで、お子さまの勉強に対するやる気を取り戻すことが大切です。

明光はどんなお子さまであっても決して放っておくことなく、一人ひとりの成長を諦めることはありません。お子さまの「できた!」という達成感、そして「やればできる!」という自信を作ります。ご家庭での勉強のお悩みをぜひ一度ご相談ください。

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