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2019.10.09      2023.10.05

続けることのメリットやデメリットはある? 部活動・習い事に関するアンケート結果

編集担当

みなさんのご家庭のお子さんは、部活動や習い事をしていますか?
中学生以上になると日常における部活動の割合が大きくなって、勉強との両立に悩むお子さんがいるかもしれませんね。
他のご家庭では、部活動や習い事と勉強の比重をどのように置いているのでしょうか。またどんなところにメリットやデメリットを感じているのでしょうか。
小学3年生から中学3年生までのお子さんの保護者700名にアンケート調査を実施し、その結果をまとめました。

※保護者700名の内訳は小学3~6年生の保護者350名と中学生の保護者350名。アンケートはネットリサーチ会社を通して実施しました。その他、自由回答にはメイコミュユーザーにご協力いただきました。

保護者が思う「部活、習い事」のメリットは何ですか?

保護者が思う「部活、習い事」のメリットは何ですか?

部活動や習い事をしているお子さんの保護者に、そのメリットを聞いたところ最上位は「体力をつける(52.7%)」となりました。続くのは「達成感を感じられる(44.1%)」、「チームワークを学べる(43.9%)」。主に体育会系の部活動や習い事にメリットが見出されているのかもしれません。

保護者が思う「部活、習い事」のデメリットは何ですか?

保護者が思う「部活、習い事」のデメリットは何ですか?

デメリット最多は「家族で過ごす時間が減る(32.3%)」となりました。しかしながら、「特にない(36.7%)」という結果はそれを上回ることになり、多くの保護者が部活動や習い事に対して、デメリットよりもメリットを多く感じているようでした。
「成績に影響してしまう(24.7%)」と「怪我をするリスクかある(24.1%)」は同程度で、4人に1人くらいの保護者が懸念を示していました。

お子さんに「部活、習い事」と「勉強」のどちらに比重を置いてほしいですか?

お子さんに「部活、習い事」と「勉強」のどちらに比重を置いてほしいですか?

最多は「同じくらい(46.0%)」で半数弱。勉強に比重を置いてほしいと考える保護者は、「勉強(17.4%)」、「どちらかというと勉強(25.0%)」と合わせて42.4%となりました。
部活や習い事に比重を置いてほしい保護者は「部活、習い事(4.7%)」、「どちらかというと部活、習い事(6.9%)」と合わせても11.6%と少数派。
保護者のみなさんの多くは「両立」もしくは「勉強に比重を置いてほしい」と考えているようです。

その理由については、メイコミュユーザーより以下の回答が寄せられました。

りこママ(お子さんの年齢:小学4年生)

どちらも大切にしてほしいです。 将来的には勉強以外の経験や人間関係に助けられることも多いと思うからです。

あーちゃん(お子さんの年齢:中学3年生)

部活で疲れているのはわかるけど、勉強にも同じぐらい頑張ってほしいです。

はらちゃん(お子さんの年齢:中学3年生)

今は勉強に集中してほしいですが、また高校受験が終わったら好きなスポーツにも熱中してほしいです。

タカ(お子さんの年齢:高校1年生)

同じくらいが理想ですが、今はクラブが優先になっています。

ママロン(お子さんの年齢:中学3年生)

生徒会で学ぶことも沢山ありますが、ほどほどにしてほしいなと思う時も正直あります。もう少し勉強を頑張って欲しいのが本音です。

りさこ(お子さんの年齢:小学4年生)

理想は勉強ですが、やはり周りとの繋がりを知って育って欲しい時期だと思うので、部活や習い事に多く力が入っても良いのでは、と思います。

たま母(お子さんの年齢:小学3年生)

両方とも頑張って欲しいですね。でも、常に同じ力加減でなくて良いと思います。時々によって、割合は違っても生き生きと活動出来ればOKだと思います。

お子さんの「部活、習い事」に関連した出費に対して経済的な負担を感じますか?

お子さんの「部活、習い事」に関連した出費に対して経済的な負担を感じますか?

部活動や習い事に関する出費について、「経済的な負担を感じる(18.9%)」、「 どちらかというと経済的な負担を感じる(34.0%)」という回答をした保護者は合わせて52.9%。

保護者の2人に1人は経済的な負担を感じていることが分かりました。ここには、使用する道具の購入のほか、遠征費用なども含まれると考えられます。

部活動や習い事の友人がお子さんにどのような影響を与えていると感じますか?

部活動や習い事の友人がお子さんにどのような影響を与えていると感じますか?

部活や習い事を通して知り合う友人がどのような影響を与えると思うか聞いたところ、「良い影響を与えている(22.7%)」と「どちらかというと良い影響を与えている(42.1%)」が合わせて64.8%となりました。

保護者の6割以上が部活動や習い事関連の友人から良い影響を受けていると感じているようです。「悪い影響を与えている(0.7%)」と「どちらかというと悪い影響を与えている(1.9%)」は合わせても3%に満たず、部活動や習い事を通じた友人関係にはネガティブな印象が少ないことがわかります。

その具体例については、メイコミュユーザーから下記のような回答が寄せられました。

miwakosan(お子さんの年齢:中学2年生)

いい影響を与えていると思います。友達の頑張っている姿を見ていい刺激をもらっていると思います。

エメラルド(お子さんの年齢:中学3年生)

いい影響を与えてると思います。クラスの他に居場所やコミュニティがあるのは本人にとっていい気分転換になると思います。

マリア(お子さんの年齢:中学1年生)

いい影響を与えていると思います。団体競技なので協調性も磨かれるし、上下関係や挨拶など生活態度も備わってきます。まず、何より楽しそうにしています。

いちご(お子さんの年齢:中学1年生)

いい影響を与えていると思います。一緒に過ごす時間が長いこともあり、クラスの友達とは違った深いつながりがあると思います。

りさこ(お子さんの年齢:中学1年生)

とても良い影響を貰えていると思います。親元を離れて、スイミングスクールでの課外活動にも進んで参加出来るようになり、学校や地域の課外活動にも楽しく参加しています。

たま母(お子さんの年齢:中学3年生)

良い影響を受けていると思います。同じ目標に向かって進む大切さを学んだり、好きな事が同じの仲間ができたりと勉強だけではない事を経験出来ていると思います。

お子さんの部活動や習い事をサポートする中で一番大変なのは何ですか?

お子さんの部活動や習い事をサポートする中で一番大変なのは何ですか?

部活動や習い事のサポートを負担に感じているという保護者490名を対象に最も大変なことを聞いたところ、最多の回答は「日々の送迎(30.0%)」となりました。費用面については「ユニフォーム・道具代(8.3%)」「遠征・合宿・交通費(8.0%)」をあわせて16.3%ですので、それを大幅に上回ることになります。

2番目以降に「遠征などへの送迎・同行(17.5%)」「お弁当の準備(15.5%)」が続くことを考えても、保護者が大変だと感じるのは実は費用面よりも時間的な拘束なのかもしれません。

お子さんが「部活、習い事」が終わった後に帰宅する時間をお答えください。

お子さんが「部活、習い事」が終わった後に帰宅する時間をお答えください。

最後に、部活動や習い事が終わった後のお子さんの帰宅時間を聞いたところ(※毎日異なる場合は一番遅い時間帯を指定)最多回答は「18時~19時(32.6%)」、次に「17時~18時 (18.6%)」、「19時~20時(16.4%)」となりました。少数派ですが22時以降となる場合もあり、お子さんや保護者への負担が大きくなっていることを見てとれます。

編集担当

今回のアンケートから、保護者のみなさんはお子さんが部活動や習い事に取り組むことに関して、メリットは感じつつも多少の負担は感じていることがわかりました。

所属先や学校と話し合って適切なサポートができるといいですよね。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

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