2020.04.13
【科目別対策付き】中学生の勉強法を紹介!成績が上がる毎日の習慣づけや勉強時間確保のコツ

中学生になると、勉強に本腰を入れるお子さまが増えてきます。
周囲のお子さまが勉強に力を入れ競争率が上がることで、「小学生の頃は成績が良かったけど、中学生になってから成績が下がった」「塾に通わせているけど思うようにテストの点数が上がらない...」ということが起きるかもしれません。
成績が伸び悩んでいるお子さまは、今一度勉強の方法を見直してみましょう。
そういった悩めるお子さまや、その保護者さまにぜひチェックしていただきたい中学生の勉強法のポイントをご紹介していきます。
もくじ
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失敗の元?中学生の勉強の妨げになるもの4選

まずは、お子さまが勉強に集中する際に邪魔になってしまう可能性のあるものについてお伝えしていきます。次にご紹介する4つのうちいずれかに当てはまる場合は、成績が伸び悩む原因になっていないかチェックしてみてください。
スマートフォン
中学生のお子さまにスマートフォンを持たせている場合は、適切に使えているか注意が必要です。SNSやゲーム、動画アプリなどを自由に使えるスマートフォンは便利で楽しい分、長時間に渡って使いすぎてしまう可能性があり、中学生にはまだコントロールが難しいものです。
お子さまとの間で「リビングで使う」「夜8時まで」などルールを設けるようにし、勉強や学校の授業に支障をきたさないようにするのがおすすめです。
ゲーム
また、ゲームが好きなお子さまもやりすぎていないか注意が必要です。ゲームは、勉強への集中を妨げたり気を散らせたりしてしまう可能性があります。勉強机の周りや自室に置かないなど、お子さまと話し合ってルールを決め、勉強とゲームの時間をメリハリつけて区切れるようにしてあげましょう。
趣味
熱中できる趣味があるお子さまの場合は、趣味に時間を費やしすぎて勉強がおろそかになっていないか再確認してみてください。趣味は、スマートフォンやゲームと違い明確に制限しづらく保護者さまが管理することも難しいものですが、「帰ったら先に宿題をしよう」「休日は必ず3時間は勉強するようにしよう」など趣味と勉強を両立できるよう助言するとお子さまにとっても受け入れやすい伝え方ができます。
部活や学校行事
部活や学校行事も過度に時間を費やしすぎると勉強への意欲を阻害する可能性があります。部活で疲れて勉強をせず寝てしまったり、学校行事に力を入れるあまり帰宅時間が遅くなったりしてしまうと、授業の復習ができなくなり成績に影響が出てしまうためです。
こちらは、小中学生の保護者700人を対象に行った「部活後にお子さまが帰宅する時間」のアンケートです。

(N=700人、明光義塾独自調査)
お子さまの部活後の帰宅時間は「18~19時」と回答した方が32.6%と最も多く、「19時以降」と回答した方も合計すると、18時以降に帰宅している中学生は7割以上にのぼります。部活後に帰宅し夕食やお風呂をすませ、いざ勉強となるとかなり遅い時間になってしまうことも多いと考えられます。
もちろん部活や学校行事がお子さまに与える影響はよい面もありますので、禁止するのが正解なわけではありません。「夜は寝てもいいから代わりに朝早起きしよう」「週に3日は放課後勉強できる時間を作ろう」など両立できる方法をお子さまと話し合ってみるのが大切です。
家庭学習を習慣化するメリットは?
「学校での勉強だけで十分」と考える人もいるのではないでしょうか? ほとんどのお子さまは授業を受けただけでは内容は身につきません。 授業の内容を家でも勉強することによって、定着率は大きく変わってきます。 少しずつでもいいので毎日勉強する習慣をつけることはとても大切です。 家庭学習を習慣化するメリット、どのようにお子さまに対して勉強させるかわからない方は下の記事の「お子さまのやる気を出させるために親ができること」を参考にしてみてください。
関連コラム
【親にできることは?】家で勉強しない中学生の子どもにやる気を出させる方法!
中学生が毎日の勉強を習慣化するには

では、中学生のお子さまが勉強を習慣化するにはどうしたらよいのでしょうか。勉強習慣が定着し、自発的に机に向かえるようになると成績も徐々に伸びてくるはずです。
毎日の行動をルーティン化する
勉強を習慣化する1つ目の方法は、「行動をルーティン化する」ことです。毎日の勉強をする時間やタイミングを定めることで、机に向かうという行動を取れるようになります。
いきなり5時間やろう!と意気込む必要はありません。
最初は短い時間からでも大丈夫です。習慣化することが大切です。
このときおすすめの方法は、すでに習慣になっていることに勉強をプラスすることです。例えば「ご飯の後に勉強する」「歯を磨いたら勉強する」など決めることで、新しい習慣を作る苦労をせずにスムーズに勉強をルーティン化できるようになります。
また、寝る時間やご飯の時間、スマートフォンの利用時間を決めることによって、勉強時間の確保がしやすくなります。
目標を設定する
2つ目の方法は、「目標の設定」です。目標設定の仕方は大きく2種類あります。
1つ目は「定期テストで平均点を10点上げる」「〇〇高校を志望校にする」など未来への目標設定です。これは勉強へのモチベーション維持になり、やる気がないときや集中できないときも乗り越えられる継続的に勉強をする力になります。
2つ目は「今日どこまで勉強を終わらせるか」「1時間でどこまで進めるか」を決めるスケジューリングです。「今やるべきこと」をはっきりさせることで、ただ漠然と机に向かうよりその場の集中力を高めることができます。また、計画を立てることで勉強の習慣化にもつながります。
アプリや本・ノートなどを活用する
3つ目の方法は「アプリや本など勉強をサポートする教材・道具を使う」ことです。最近は勉強時間やスケジュールの管理アプリや英単語暗記アプリなど無料で使える便利なアプリがスマートフォンで利用できます。ただ、スマートフォンを触る機会になってしまうので使いすぎてしまわないよう注意する必要があります。
その他、教材やノートの活用もおすすめです。教科書や問題集はもちろん、学校で使っているノートもテスト前には大いに役立ちます。復習した日付を書き込んだり暗記した部分にチェックをつけたりするなど計画的に勉強を進めていきましょう。
好きな教科から始める
4つ目の方法は「好きな教科から始める」です。
机に向かう習慣が無い子はまず、好きな科目の勉強から始めるようにしましょう。 苦手意識のある科目では机に向かうのすら億劫になりかねません。 好きな科目で集中することができたら、徐々に苦手な科目にも取り組むようにしましょう。
勉強の成果を確認する
5つ目の方法は、「勉強の成果をみてあげること」です。
「今日はどこまでできた?」などさりげなく聞いてあげることでお子さまの勉強のアウトプットにもなりますし、「今日はこんなに勉強したんだ!頑張ったね!」などと褒めてあげることによってお子さまのやる気に繋がります。
塾に通う
6つ目の方法は「塾に通わせる」ことです。塾に通えば必ず勉強をしなければならない環境に身をおくことになります。最初は嫌々かもしれませんが、慣れてしまえば生活の一部として普通に勉強をしてくれるようになるでしょう。
また、個別指導塾ではお子さまの理解度や現状にあったきめ細やかな指導を受けることができ、勉強のやる気をそぐことにつながる「苦手」を生まないというメリットがあります。加えて先生との距離も近く、気軽に相談ができるため勉強や通塾が楽しくなり、自発的に勉強をするようになるでしょう。
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科目別の勉強法

また、勉強習慣を身につけるだけでなく、科目別にどのような勉強法が効果的かをおさえて勉強することで、成績アップに役立ちます。そこで、中学生におすすめの科目別勉強法をお伝えしていきます。テスト前は特に、ポイントをおさえたテスト勉強法で点数のアップを狙いましょう。
英語の勉強法
英語は、「単語」「文法」「長文」に分けて対策することが大切です。
・単語を徹底的に暗記する
中学英語は単語の暗記量で決まると言っても過言ではありません。英語が苦手になるお子さまの場合、暗記している単語の数が少なく、そもそも文章の意味が理解できないというケースが非常に多いです。試験前はもちろん、日常的に単語を発音したり書いたりして徹底的に単語を暗記するようにしましょう。
・文法は例文といっしょに覚える
英語の文法は、例文といっしょに覚えることで頭に入りやすくなります。中学英語の場合、授業や教科書で登場する例文がそのままテストに出ることも多いため、文法と例文をセットで暗記すると点数が取りやすくなります。
・長文は音読をして慣れる
英語の長文は応用問題として出題され、差がつきやすい部分です。まずは教科書や参考書で登場する長文の一文ずつの意味を正確に理解できるようにし、全体の流れは音読を繰り返し長文独特のリズムや展開の仕方をつかめるようになりましょう。
国語の勉強法
国語は「読解力」と「漢字・文法」への対策がポイントです。
・読解力をつける
国語は成績を上げるのが難しい科目のうちの一つです。国語に必要な「読解力」は一朝一夕で身につくものではなく長期的な練習が必要だからです。読解力を底上げしたい場合は日常的に本を読む習慣をつけましょう。
テスト前でとにかく点数を上げたいという場合は、教科書で扱った長文に再度目を通し、できれば問題集やワークなどで練習しておくとよいです。中学の国語の試験はほとんどの場合、授業で扱った教科書の文章が問題として出題されるためです。
・出題範囲の漢字や文法を覚える
国語で点数を伸ばしたい場合は、漢字や文法の取りこぼしをなくすようにしてください。ここできちんと点を取っておくことで、文章題が苦手でも一定の点数を取ることができます。テスト前は必ず漢字や文法をもれなく覚えるようにしましょう。
数学の勉強法
数学は積み重ねの教科です。問題を繰り返し解いて「解法を身につける」ことが重要です。
・公式を覚える
中学数学は公式や解法を覚えることが第一歩です。まずは公式や解法をしっかりと覚え、テスト前には必ず再確認するようにしましょう。
・間違えた問題を繰り返し復習する
数学で出題される問題はパターンが決まっているため、問題を解いた回数が多ければ多いほど、テスト本番でも解ける問題が増えます。問題集に取り組むときには、間違えた問題をしっかりと復習して解法を頭に入れましょう。
・前の単元からやり直す
答えを見てもわからない問題があったとしたら、その単元だけでなく前の単元も理解できていないことが多いです。
数学は積み重ねの教科です。わからない問題をそのままにしておくと、次の単元もわからなくなってしまいます。わからない問題があったら放置しないようにしましょう。
社会の勉強法
社会は「暗記」と「説明問題」への対策を中心にしましょう。
・工夫して暗記する
社会は暗記が中心です。そのため、かけた時間が長ければ長いほど点数が上がる対策をしやすい教科であるとも言えます。点数が伸び悩んでいる場合は、まず重要事項をしっかりと覚える必要があります。教科書や授業のノートを使い、赤シートで用語を隠したり語呂合わせで年号を覚えたり時代の流れに沿って暗記するなど工夫をすると暗記がしやすくなります。
・教科書の説明文も読んでおく
社会は文章題が出題されることもあるため、重要単語の説明や出来事の因果関係に関する教科書の文章にも目を通しておくとさらに点数を伸ばせます。教科書で強調されている箇所や授業で詳しく説明された部分は、特に出題されやすいため要チェックです。
理科の勉強法
理科は「実験などのイメージ」とともに暗記し、問題を「繰り返し解く」ことで実践力をつけましょう。
・図やイメージで単語や仕組みを覚える
理科は暗記力と思考力が同時に試される難しい教科です。苦手になりやすい教科でもあるため、まずは基礎を固めることを意識しましょう。教科書の図やイラスト、授業内で行った実験などのイメージといっしょに基本用語や単元ごとの仕組みを覚えると内容が理解しやすくなります。
・問題集を繰り返し解き復習する
あとは問題集やワークで単元の問題を繰り返し練習しましょう。理科は単元ごとに問題の種類や形式も全く異なります。そのため、問題を解く回数を増やしやり方に慣れておくことが重要で、たくさん練習すればするほど正答できる問題の数も増えていきます。
まとめ

中学生であればまだまだ伸びしろが大きいため、正しい勉強法を身につければ今成績が伸び悩んでいるお子さまでも大逆転が可能です。時間を確保して、毎日少しずつ勉強することによって、成績を伸ばしましょう。
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