2020年の教育改革に向けて日々変わる受験・教育に関するさまざまな情報をお届けします。

変わる大学入試(1/2)センター試験D-100!制度の変化を意識しつつ確かな学力を
変わる大学入試(1/2)センター試験D-100!制度の変化を意識しつつ確かな学力を

変わる大学入試(1/2)センター試験D-100!制度の変化を意識しつつ確かな学力を

今年度の「大学入試センター試験」は2018年1月13・14日に実施されます。 本日、10月5日はちょうど100日前(D-100)。そこで今回は大学入試改革についてお話ししましょう。 まず2020年度からの新しい「大学入学共通テスト」と、いまの「大学入試センター試験」の違いを中心にお知らせします。 現行の入試制度のもとで受験に臨む高校生には「関係ない」と思われるかもしれませんが、大学入試改革の影響はすでに出始めています。そうした状況についても少し触れておきましょう。

2020年度、「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」へ。
知識・技能も評価しつつ、思考力・判断力・表現力を中心に評価する試験を目指します。

「2020年教育改革」は、これからの時代に必要な能力を身につけた人材を育成するための改革です。そのキーとなるのが「大学入試改革」「基礎的・基本的な知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の学力の3要素をバランス良く評価し、 確かな学力を確保することが大きな目標で、さまざまな改革が打ち出されています。 最もわかりやすい変化は、これまで行われてきた「大学入試センター試験」(以下「センター試験」)が廃止され、新しく「大学入学共通テスト」(以下「共通テスト」)が始まることです。 共通テストに切り替わるのは、2020年度(2021年1月)から。つまり今年の中学3年生が大学受験生になる年からになります。 この学年の子どもを持つ保護者の方々は、かなり早い時期から大学入試改革に関心を持たれているものの、それ以外の学年では「どこか他人事」という認識かもしれませんね。 しかし大学入試改革は、対象となる学年はもちろん全ての学年に影響を及ぼしています。いまの高校1年生は万が一、浪人すれば翌年に共通テストを受けなければなりません。 一方、中学2年生以下は、過去問がほとんどないなかで受験対策を始めなければなりません。 加えて2020年度からは「新学習指導要領」が導入されます。それにあわせて小・中学校では2018年度から移行措置(※1)が始まり、 教科書や学ぶ内容も変わってきます。中学生以下の子どもを持つ保護者の方々も油断は禁物です。

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(2017年10月5日現在)

  • 大学入試改革は2020年教育改革のキーとなるもの。確かな学力(思考力・判断力・表現力)の確保を意識した試験に切り替わります。

  • いまの中学3年生から「大学入学共通テスト」が導入。いまの小学5年生からは新学習指導要領に合わせ、教科書や学習内容も変わるので注意が必要です。

  • 入試制度が変わっても土台となる「基礎学力」が重要なのは変わりません。各学年とも、基礎・基本を身につけることを徹底しましょう。

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基礎学力の定着と過去問対策でいざ受験!
入試改革の影響にも要注目

センター試験まで100日を切った高校3年生、そして現行の入試制度のなかで大学入試に挑む高校生にとっては、 大学入試改革の話題よりも「目の前の入試」に意識が向いていることでしょう。もちろんセンター試験対策、個別試験対策それぞれを徹底すべきなのは言うまでもありません。 過去問を中心に、実戦に向けた勉強を心がけましょう。
その一方で、大学入試改革の影響は、現行の入試や定期テストなどに現れ始めており、注意が必要です。 前述したように、大学入試改革は学力の3要素を多面的・総合的に評価する方向で進んでいます。 それを踏まえて一部の大学では、改革を先取りするような先進的な入試が始まっています。 たとえば東京大学「推薦入試」・京都大学「特色入試」(2016年度~)、大阪大学「世界適塾入試」・お茶の水女子大学「新フンボルト入試」(2017年度~)、北海道大学「国際総合入試」・一橋大学「推薦入試」(2018年度~)など、 難関国立大学で人物評価も重要視した選考が行われています。また英語の「民間の資格・検定試験を活用し4技能を評価」という方針のもと、 一般入試の英語に民間の資格・検定試験を利用している大学はすでに40大学近く。こうした動きは今後も加速すると思われます。
加えていまの高校生が大学に入った数年後には、新学習指導要領のもとで学んだ後輩たちが入学してきます。「アクティブ・ラーニング」(※2)など、 主体的な学びを豊富に体験してきた後輩たちとともに学ぶなか、戸惑うことのないよう、教育改革の概要は知っておいていただきたいですね。 そして自信を持って自らの学びに取り組んで欲しいと願っています。


大学入試改革は確かに大きな変化ですが、変わるのは制度や評価の仕方であり、学力における基礎・基本の大切さはいままでと変わりません。 しっかりとした土台があるからこそ、専門分野を伸ばしていくことができるのです。 高校までに基礎・基本を徹底することが、大学での学び、そして将来の夢につながるでしょう。

※ 1 移行措置...2020年からの新学習指導要領に基づく学習に移っていくための一時的な措置。
※ 2 アクティブ・ラーニング...先生が一方的に「教える」のではなく、子どもたちが主体的に、仲間と協力しながら課題を解決するような指導・学習方法の総称。具体的な手法としてはグループワークやディスカッション、体験学習、調査学習などがある。

ここがポイント
激変するグローバル社会を生き抜くための教育改革
何事も変化が訪れます。そのことを嘆く人もいれば、チャンスだと捉える人もいますね。それは大学入試制度も同じです。いまを生きる高校生以下の生徒にとりましては大変なことですが、激変するグローバル社会を生き抜くためにより良い教育に変わっていくことは、とてもいいことだと思います。最初は戸惑うことも多いでしょう。恐れず、自分自身の確かな学力を身につけることに集中していきましょう!私たちはこれからも保護者・生徒の皆様をサポートしていきます。
明光2020教育改革室 岡田直将
明光2020教育改革室 岡田直将

2017.10.05

点数だけではなく過程も重要。 定期テスト対策には集中的な勉強と考える力を伸ばす工夫を! 点数だけではなく過程も重要。 定期テスト対策には集中的な勉強と考える力を伸ばす工夫を! 変わる大学入試(2/2) すべての入試に学力評価を AO・推薦入試に変化 変わる大学入試(2/2) すべての入試に学力評価を AO・推薦入試に変化
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