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英語の4技能とは? 知っておくべき 変わる英語勉強
英語の4技能とは? 知っておくべき 変わる英語勉強

英語の4技能とは? 知っておくべき 変わる英語勉強

グローバル化の進展の中、時代に対応した英語教育が必要とされています。文部科学省では 平成25年12月に「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表(詳細はこちら)、教育改革の 改善・充実方策を示しました。その中で強く打ち出されているのが、英語の4技能のバランス良い習得です。
そこで今回と次回にわたり、英語4技能を見ていきましょう。今回は、変わる英語教育に対する勉強法について説明します。
※小・中学校の英語教育の変化については、本サイト「日本の英語教育が変わる!?(1/2) 日本人の英語力を引き上げるべく小学校の英語授業に変化」をご参照ください。

今までの英語教育に足りなかった「音を使った学習」
口と耳を駆使して正しい発音を身につけよう

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英語の4技能とは、「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」を 指します。従来の日本の英語教育では「読む」「書く」に力が入れられており、例えば大学入試問題でも文法問題や英文読解、 英作文などが中心で、リスニングを学習しなくても進学できる大学もたくさんあります。しかし、海外の人と一緒に働く場合に は、「聞く」「話す」力もしっかりと身につけなければなりません。それも単に英語が話せるレベルではなく、専門知識を 武器に海外の人たちと対等に議論できるレベルの英語力が必要になります。そうした背景から、より「使える英語」を 意識した教育への改革が進められ、英語4技能の重要性が叫ばれているのです。
では、英語4技能を高めるためには何が必要なのでしょうか。その1つが「音を使った学習」です。 近年の中学校の英語教科書や教材では、単語にカタカナのふりがながついていることが多く、「カタカナ読み」や 自己流の「ローマ字読み」で単語を習得する人が大部分です。その結果、単語と発音が自分の中でイコールにならず、 英語を話されても聞き取れない、話せない、という問題が起こっていました。そこで口と耳を使った学習で、ナチュラルで 正しい発声・発音を身につけようという改革が進んでいます。ネイティブの英語教師による英会話の授業や、ICT教材を 活用する授業が、今後さらに重要視されるようになるでしょう。
もちろん「読む」「書く」が不要なわけではありません。文法の知識や単語を覚えるといった今までの英語の授業に、 音を使った学習を加え、4技能をバランス良く身につけていくことが大切です。将来を見据え、早い段階から英語4技能の 習得を始めましょう。

  • 英語の4技能は「聞く」「話す」「読む」「書く」。これまでの英語教育は「読む・書く」に偏りがちでしたが、 これからは4技能をバランスよく育むことに力が注がれます。

  • 今までの英語教育で不足していたのが「音を使った学習」。英語4技能を高めるには時間がかかりますから、 早い時期から取り組むことをお勧めします。

  • 「聞く」「話す」を身につけるには、シャドーイング、オーバーラッピングなど、「口と耳を使った学習」が効果的。 明確な目標を持って英語学習の習慣化を。


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英語学習を習慣化するのが、英語上達の近道

日本人が英語を習得するには、約3,000時間が必要と言われています。中学・高校で週5日英語の授業を受けたとしても 約1,500時間。足りていない時間分は自分で勉強せざるを得ません(参考ページ:英語の習得に必要な学習時間について) 。また、小学校から英語教育が始まるなど教育の現場も変わりつつありますが、教員の育成・ALT(注)の配置など 学習環境面もまだまだ整っているとは言いがたいのが現状です。「聞く」「話す」学習では、自分のできることを自宅で 行い、習慣化していくのが第一歩になるでしょう。


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ではどのような勉強方法が有効なのでしょうか。お勧めしたい勉強法として、「シャドーイング(Shadowing)」があります。 もともと同時通訳者のための訓練方法として知られており、英語を聞きながらそれを真似して発音。聞こえてくる英文のすぐ 後ろを影(shadow)のように追いかけるのがポイントです。「聞く」「発音する」を同時に行うため難易度は高くなりますが、 発音、リズム、音の強弱、イントネーションなどの習得に効果的です。
もしシャドーイングが難しいと感じる場合は、オーバーラッピング(overlapping)に取り組むのがいいでしょう。 英語テキストを目で追いながら英語の音声に合わせて発音。つまり、英語の音声に自分の声をオーバーラップ(overlap) させるわけで、「読む」「聞く」「発音する」の3要素が一体になった学習法です。さらにオーバーラッピングしている 自分の声を録音し、発音・リズムなどの欠点を修正しながら繰り返せばより効果的。これらの学習は、音声付き教材を 用いれば1人でも学習可能ですから、ぜひ継続的に取り組んで欲しいと思います。
ちなみに明光義塾でも、授業の中でオーバーラッピングを積極的に取り入れています。また効果的な英語学習を 実施するため、ICT教材の企画・開発も進めておりますので、お気軽にご相談ください。
なお音を使った英語学習と同時に、明確な目標を設定することも重要です。「英語力」と言っても、 例えば「旅行を楽しめる程度の英語力」「ビジネスで使えるほどの英語力」「論文を読んだり書けたりする英語力」など、 いろいろな解釈があります。漠然と「英語を身につけよう」と学習していると、迷子になりやすいのです。ですから どんな英語力を身につけたいのか、またどのくらい英語4技能を伸ばせたのかを確認することが大切です。それだけで、 英語に取り組む姿勢やモチベーションも変わってきます。そのためにぜひ利用したいのが民間の英語資格試験。次回は この資格試験を取り上げます。


注 ALT...Assistant Language Teacherの略。外国語を母国語とする外国語指導助手のこと。


2019.03.07

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