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奈良県の公立高校入試情報

入試日程から出題傾向まで入試情報をまとめてチェック!

調査書点では、中2・3の成績が必要になります。ただし、令和8年度からは新しい入試制度になり、中1の成績(観点別評価)も必要となるので、情報をおさえておきましょう。

(令和6年2月時点の情報です)

奈良県の入試日程(令和6年度)

特色選抜
■学力検査等実施日:令和6年2月16日(金)、17日(土) ※2日間実施する学校もある
■合格発表日:令和6年2月22日(木)

一般選抜
■学力検査等実施日:令和6年3月8日(金)
■合格発表日:令和6年3月15日(金)

奈良県の選抜方法(令和6年度)

特色選抜
特色選抜は、全日制課程の専門学科、総合学科、普通科の一部のコースで実施されます。試験内容は学力検査を必ず行い、学校独自検査、面接、実技検査の3種類から1つ以上を各学校が選択して実施されます。
なお、学校独自検査は、独自問題、口頭試問、自己表現に関するものなど、高等学校が独自に作成する検査となります。
特色選抜の学力検査は、国語、数学、英語の3教科(各40点満点)を実施します。学校により検査の種類・配点は異なります。

一般選抜
調査書点(第2学年の成績45点満点+第3学年1、2学期の成績45点満点×2=135点満点、または加重配点(実施校のみ)後の学習成績の合計)と、学力検査成績(5教科合計250点満点、または加重配点後の学力検査の合計点)を合計し、上位得点者より選抜します。
調査書の総合所見、面接結果(実施校)も資料として総合的に判断されます。
一般入試の解答時間は50分ずつです。

【予告】令和8年度からの新しい入試制度について

令和8年度の高校入試では、制度変更が予告されています。これは、令和6年度の中学2年生が受験する高校入試です。
変更点をまとめると、以下のようになります。
現行の特色選抜・一般選抜を「共通選抜」(3月上旬)に一本化
「共通選抜」では、第2希望校を申告可能
調査書点に中1・2の主体性の観点別評価が用いられる
新しい入試制度では、第1・2学年時の成績について観点別評価の「主体的に学習に取り組む態度」を用います。この観点の3段階評価を9教科分=2学年×27点=54点満点と、第3学年の5段階評定×9教科分×2倍=90点満点を合わせ、合計144点満点の調査書点となります。
「主体的に学習に取り組む態度」は、自分の学習状況を把握し、粘り強く、試行錯誤しながら学習を調整していく様子に対する評価です。ノートの記述や授業中の発言だけでなく、教師による行動観察や生徒の自己評価、相互評価などもその参考となります。「知識・技能」、「思考・判断・表現」の観点別評価とのばらつきは生じないものとされているため、まずは基本事項をしっかり身につけることが大切です。
 

奈良県の皆さんはここをチェック!(令和6年度)

■教科別受験対策のポイント
【英   
近年、語句・文法問題に属する問題が減って、内容に関する設問の比率が増える傾向にあります。読解問題が中心になるので英文を読む練習に力を入れましょう。教科書で扱われている文法事項と語彙はしっかりと身につけて、比較的短い英文から始めて次第に長い英文に移っていけばよいでしょう。英作文は「自分が思うこと」を書けるように、身につけた構文、単語、熟語を使って実際に書いてみることが重要です。なお、問題の分量と試験時間の短さ(特色:30分、一般:50分)を考えると、どちらの入試でもある程度のスピードが要求されます。

【数学】   
一般・特色ともに大問1が小問集合になっており、数・式、平方根に関する基本的計算問題を含み、中学数学全域からまんべんなく出題されています。一般・特色とも大問2以降では、図形と関数・グラフの融合問題、平面図形の総合問題など、方程式、関数、図形に関する総合的な数学能力を問う問題が、大問として特色では2題、一般では3~4題出題されています。標準レベルの問題が中心のため教科書で基礎をしっかり固めること、分からないところは何度も反復学習し、苦手分野を残さないことが大切です。記述問題に備えて、計算問題から図形の証明まで、途中の過程をていねいにノートに書く習慣を身につけましょう。関数とグラフは数多くの問題を過去問などで演習を重ね、解き方のパターンを身につけておくとよいでしょう。

【国語】   
読解問題は、随筆、説明文ともに、内容の読み取りが中心です。読み取れる筆者の考えを書くなどという記述問題もあり、読解力と的確にまとめる力が求められます。古文・漢文の読解問題は、原文から正確に内容を把握することが重要です。漢字の読みと書き取りは必出。作文は、一般では毎年出題されていますが、特色でも年によって出題が見られます。150~200字を目安に日々の出来事に対する自分の意見を書くなどの練習をしましょう。特徴的な問題は書写で、一般・特色いずれかに指定された字句の楷書について問う問題が毎年出題されます。
全体的に難問は少ないですが、故にひとつのミスが合否を分けることもあるので丁寧に解いていきましょう。

【理科】
教科書の物理・化学・生物・地学の各分野から大問が1~2題ずつ出題されます。探究の道すじ重視の複数単元からの出題で、実験・観察の操作とその理由、実験・観察データや資料を考察する問題が多くなっています。出題形式は、記号選択、語句の記述・文章記述、化学反応式・イオン式の記述、作図や図解、グラフ化、計算問題など多彩なため、表現力も試されます。教科書を丁寧に復習し、基礎的な用語は正しく理解することが重要です。日ごろの授業では探究の道すじを意識して実験や観察に参加し、実験装置は図を描き、操作の理由を記録し、結果は図や表、グラフ化など分かりやすく表現しましょう。
   
【社会】   
地理的分野では、地図・統計資料などをもとにして、日本・世界の諸地域の自然や産業などを問う問題が出されています。歴史的分野では、写真・年表などをもとにして、社会・政治経済・外交・文化など、各時代の特色を問う問題が出題されています。公民的分野では、表やグラフなどが用いられ、特色、一般ともにテーマに沿った問題が出題されています。
三分野の出題形式として、授業の学習課題や会話文やレポート等が題材になっており、受験生の関心を高めようとする工夫が見られます。各分野とも教科書の重要事項の習得をしっかりとし、用語・語句は記述式問題に備えて漢字で書けるようにして文章で正確にまとめる練習もしましょう。

※入試日程や選抜方法などは、お近くの明光義塾、または学校の先生や各都道府県の教育委員会に問い合わせるなどして、最新の情報を確認してください。

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