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合格のチャンスを広げよう 総合型選抜・学校推薦型選抜対策

推薦系選抜で合格のチャンスを広げよう

推薦系選抜(総合型選抜、学校推薦型選抜)での入学者は年々増加しています。私立大学では5割以上が推薦系選抜で大学へ入学しています。併願校の確保や、第一志望にチャレンジする機会の増加など、推薦系選抜の活用で、第一志望への合格チャンスを増やしましょう。

推薦系選抜での入学者の割合は増加傾向 国公立大学:一般79% 学校推薦型16% 総合型5% 私立大学:一般40% 学校推薦型42% 総合型18% ※文部科学省 令和5年度「国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」より

推薦系選抜対策のポイント

1 志望理由書対策

推薦系選抜で合格するための土台となるのが「志望理由書」です。その大学・学部・学科を選んだ理由をわかりやすく表現することが重要です。明光では、専用の教材・映像授業などを利用して、志望理由書の書き方を指導します。志望大学に提出する志望理由書をそのまま添削してもらえる「志望理由書添削講座」も用意しています。

2 面接、口頭試問対策

面接で必要なのは「将来どんな仕事をしたいか。そのために何を学びたいのか。」を組み立てて伝える力です。明光の個別指導では「自分で話す」ことを重視し、土台となる「読解力」「表現力」を養います。
また、近年、面接で口頭試問を課す大学が増え、「一般選抜でも合格できる学力」があるかも問われます。推薦系選抜の合格発表は早くても11月。推薦系選抜対策だけでなく、一般選抜で必要な学力もつける学習プランをご提案します。

3 小論文対策

多くの大学で課されている小論文。小論文を書くための内容のまとめ方や文章の書き方を、一から丁寧に指導します。また、月1回、一人ひとりの志望大学や学部・学科に合わせて、頻出テーマを選択してプロに添削してもらえる「小論文添削講座」を開講。映像授業での、推薦系選抜に特化した小論文対策講座も充実しています。

推薦系選抜対策コース一覧

学習成績の状況(評定平均値)対策高1~高3

推薦系選抜では重要視されることが多い評定平均値。第一志望大学へ出願したい、と思った時に、「評定平均値が足りない…」とならないように、高1からの対策が肝心です。

小論文・面接対策高1~高3

指定校も含めて出題の多い小論文や面接。自分の意見をまとめて、分かりやすく伝えるためには、土台となる読解力も重要です。読解力の基礎から、志望大学に合わせた小論文・面接対策まで、個別指導だけでなく映像授業などのコンテンツも活用して対策を提案します。

志望理由書、自己PR対策高3

推薦系選抜の志望理由書や自己PRは、その大学のアドミッション・ポリシーを理解して、いかにその大学に行きたいのかという想いを伝えることが重要です。必要な情報を洗い出し、伝わりやすい文章を書けるような指導を行います。

英語資格・検定試験対策高1~高3

半数以上の大学で、英語資格・検定試験のスコアが加点や出願要件として活用可能です。英検®2級~準1級の資格を高3の1学期までに取ることを目指して対策を進めます。

学力対策、併願一般選抜対策高1~高3

現在の大学入試は、推薦系選抜でも学力が評価されるように変化しています。評定対策だけではなく、模試なども受験しながら学力を上げることも重要です。推薦系の選抜日程は遅くなっているので、推薦系選抜で合格を勝ち取れなかった場合に慌てないよう、一般選抜に向けた対策をしておくことも重要です。

  • 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の商標登録です。
  • 明光義塾で実施する英検®対策は、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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推薦系選抜とは

総合型選抜・学校推薦型選抜(推薦系選抜)と一般選抜

大学入試には、一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜の3つの入試方法があります。「一般選抜」は学力を重視する方式ですが、近年、国公立大学を中心に「主体性の評価」の合否判定への活用も広まっています。
「総合型選抜」や「学校推薦型選抜(指定校推薦含む)」は、生徒の個性や学習意欲を評価する方式です。熱意や目的意識が重視され、それを測る多様な選抜方式が用意されています。調査書や志望理由書なども評価の対象となることが多く、高校生活全般で何を行ったかが重要視されます。どちらの方式でも「学力の3要素」を測る試験が原則課されます。
学校推薦型選抜では、出身高校の学校長の推薦が必要となりますが、大学によっては学習成績の状況(評定平均値)の基準がない場合もあり、募集要項を正しく確認することが大切です。

入試方法 概要 試験内容
一般選抜
  • 大学によって決められた科目の学力を重視
  • 「主体性の評価」を合否判定に用いる大学も
  • 出願の制約は少ない
  • 大学入学共通テスト、大学の個別試験など
  • 面接(口頭試問)や実技、小論文が必要になることも
推薦系選抜 総合型選抜
  • 生徒の能力・適性や学習意欲を多面的に評価
  • ほかの大学と併願可能であることが多い
  • 大学により、評定基準がある方式や、専願方式も
  • 書類審査(調査書、志望理由書、活動報告書、推薦書など)、小論文、総合問題、面接など
  • 学力試験を重視する推薦系選抜も
学校推薦型選抜
※指定校推薦も含む
  • 出身高校の学校長の推薦を受けた生徒を対象
  • 生徒の能力・適性や学習意欲を多面的に評価
  • 出願に評定基準がある場合が多い
  • 合格した場合に入学を約束する専願方式が多い
  • 大学により、評定基準がない方式や、併願方式も

出願条件、評価基準、選抜方法

どちらの選抜方法も、必要な書類や選抜方法に大きな違いはありません。

出願条件

  • 学習成績の状況(評定平均値)の基準を満たしていること
    大学に提出する評定平均値は、高1~高3出願直前までの成績から算出します。学部・学科によっては特定科目の評定平均値を重視することもあります。
  • 学校推薦型選抜は、出身高校の学校長の推薦を受ける
    特に指定校推薦の場合は、高校で評定平均値や模試成績、その他活動などが基準となることがあります。高校によって出願条件が異なる場合があるので、在籍高校に早めに相談するようにしましょう。
  • 「専願」or「併願」
    合格したら入学することを約束する「専願」と、他大学と並行して受験ができる「併願」とがあります。

評価基準・選抜方法

大学で求められる資質・能力を総合的・多面的に評価されます。共通テスト、もしくは各大学独自の評価方法(各教科のテスト、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、英語資格・検定試験)などの「学力を評価する試験」が必須化され、調査書や志望理由書・活動報告書・学修計画書などの資料も活用されています。
これらの選抜では、学力の3要素が大学のアドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)に従い評価されます。直前で焦らないよう、早めに確認することが大切です。

大学が示している3つの方針(ポリシー)

ディプロマ・ポリシー
(学位授与の方針)
各大学がその教育理念を踏まえ、どのような力を身に付ければ学位を授与するのかを定める基本的な方針であり、学生の学修成果の目標ともなるもの。
カリキュラム・ポリシー
(教育課程編成・実施の方針)

ディプロマ・ポリシーの達成のために、どのような教育課程を編成し、どのような教育内容・方法を実施するのかを定める基本的な方針。

アドミッション・ポリシー
(入学者受入れの方針)

各大学が、当該大学・学部等の教育理念、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーに基づく教育内容等を踏まえ、入学者を受け入れるための基本的な方針であり、受け入れる学生に求める学習成果(学力の3要素)を示すもの。

  • (1)知識・技能、(2)思考力・判断力、表現力等の能力、(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

選抜スケジュール

推薦系選抜では、決まった選抜スケジュールに沿って選抜が実施されます。
総合型選抜では、学力の3要素を多面的・相互的に評価するために必要な期間を考慮し、出願開始:9月以降、合格発表:11月以降に実施されます。
学校推薦型選抜では、高校での学習や本人の学習意欲への影響を考慮し、出願開始:11月以降、合格発表:12月以降に実施されます。
合格できなかった場合に他大学の推薦系選抜、一般選抜に出願することは可能ですが、合否結果を見たあとでは、一般選抜対策を行う時間はほとんどありません。推薦系選抜での合格を一番に考えている場合も、一般選抜の準備を並行して行うことが必要です。
推薦系選抜は「必ず合格する」選抜ではありません。学びたいことへの意欲・関心はもちろん、一般選抜でも合格できる学力があるか、高校時代にきちんと勉強してきたかも重要です。

総合型選抜・学校推薦型選抜入試日程 国公立大学 総合型選抜 出願:9月~1月 書類審査・面接・学力検査:10月~1月 合格発表:11月~2月半ば 学校推薦型選抜 出願:11月~1月 書類審査・面接・学力検査:11月~2月半ば 合格発表:12月~2月半ば 私立大学 総合型選抜 出願:9月~2月 書類審査・面接・学力検査:10月~2月 合格発表:11月~3月半ば 学校推薦型選抜 出願:11月~2月 書類審査・面接・学力検査:11月~2月 合格発表:12月~3月半ば

推薦系選抜合格体験談

実際に大阪大学へ総合型選抜で合格したH.M.さんにインタビューを行い、明光で行った対策、総合型選抜に向けて重要だったことなどをお話しいただきました。

大阪大学理学部生物科学科に総合型選抜で2024年度入試合格。
石川県立七尾高校出身で、羽咋教室へ通い、志望大学合格に向けた対策に励みました。

H.M.さん
Q
明光義塾に入会したきっかけは?
A

姉が通っていたこともあり、明光に行ってみると、詳細なカリキュラムを作ってもらえて、一人ひとりを細かく見てくれるところが良いと思って、入会しました。一方的に授業を受けるだけよりも、先生が一緒に学習プランを考えてくれて、授業中には質問がしやすいところも良かったです。入試が近づくにつれて、過去問などで自分の弱いところをあぶり出しては、問題集に戻ってその部分を勉強する、という勉強が効果的でした。総合型選抜を受けることになった際には、二次対策よりもまずは共通テスト対策、という方針を立ててくれたのが、合格に繋がったと思います。

H.M.さん

指導ポイント 一般選抜を意識した学力対策を必ず並行して行う

明光では、推薦系選抜対策はもちろんのこと、一般選抜にも合格できる学力を並行してつけるために、一人ひとりに最適な学習プランをご提案します。学力を問う推薦系選抜が多くなっている今、評定対策だけ、小論文対策だけ、では、推薦系選抜には合格できないので、注意が必要です。

Q
進路はどのように決めましたか?
A

元々は大阪大はちょっと難しいと思って別の大学を考えていました。食品や味覚についての研究をしたいという夢があり、農学部系の学科を考えていましたが、改めて調べてみると大阪大でもその方面の勉強ができることが分かりました。
理系科目が苦手で弱気になり、文転しようかと思ったこともあったのですが、学校の先生には相談できず、明光の教室長に相談しました。明光の先生方から、「高校での探究活動を活かして総合型選抜を受けるという方法もある」と教えてもらい、背中を押してもらえました。そこから、勉強法や方向性が本格的に定まったので、感謝しています。

H.M.さん

指導ポイント 志望大学の出願条件や選抜方式は面談でしっかりフォロー

定期的に面談を行い、進路の相談から、その生徒の将来の夢に最適な受験大学のご提案、受験できる選抜方式のご案内まで、一人ひとりに合わせた「推薦系選抜を視野に入れた進路相談」を行います。

Q
総合型選抜を受験して、どうでしたか?
A

試験時間は45分程度で、最初に10分間プレゼンをした後、4人の面接官から質問を受ける形式でした。全国高等学校総合文化祭(総文祭)や学会で発表しており、これまでも受けたような質問もあったので、概ね想定通りでした。ただ、面接官が「大学教授の先生方」なので、実験の穴を突くような質問もありましたが、分からないことは分からないと誠実に伝えることを心掛けました。総文祭や学会で賞をいただいたこともあったので、提出書類の過去の受賞履歴の記入欄ではアピールできていたと思います。合否が2月中旬までわからず、どうしても現役で大学に進みたかったので私立大学も受験していたのですが、合格しているのが分かった時には嬉しかったです。

H.M.さん

指導ポイント 学校の授業や取り組みも把握したうえでの面接対策

推薦系選抜に向けて、面接に向けた項目の確認や面接練習も行います。最近は探究の授業を通して行っている内容も推薦系選抜で評価される傾向に。探究の授業でどんな内容に取り組んでいるかも把握して、推薦系選抜への活用を提案したり、並行して対策する一般選抜での受験についても提案します。

Q
後輩へメッセージをお願いします。
A

私は総合型選抜で合格できましたが、まずは日々の授業を真面目に受けて、一般選抜でも合格できるレベルを目指して勉強することが大切だと思いました。総合型選抜の面接は、確かに練習したらある程度話せるようにはなるのですが、同じ高校の理数科の生徒は、カリキュラム上、総合的な学習の時間が多くて日頃から練習できているから、やはり話すのは上手かったです。私も探究学習をしっかりとやってきたことが身についていたのが良かったと思いますし、最後に役に立ったと思います。いろいろなことに興味を持って勉強をしてみると良いと思います。

H.M.さん

大学受験生の期別講習

推薦系選抜対策 よくあるご質問

Q
どの位の評定平均値をとっていると、学校推薦型選抜に合格できますか。
A

推薦系選抜に出願したいと考える場合には、できればA評価(4.3)以上、少なくともB評価(3.5)以上の評定平均値が目安です。ただ、高校内で選抜者を決める場合には特に、高校でのライバルと比べて上の成績を取れているか、が重要になります。実際に合格している先輩方は4.5~4.9以上の評定平均値をとっている方も大勢いらっしゃいます。できるだけ高い評定平均値を取れるよう、早めの対策が重要です。

Q
評定平均値がよくないので、総合型選抜に出願したいと考えています。
A

総合型選抜でも評定平均値が必要な大学は多数あります。一方で学校推薦型選抜(旧公募推薦など)でも評定平均値が不要な大学も。大学により入試要項は異なります。評定平均値に関わらず受験できる大学を一緒にお探しします。

Q
面接や小論文が苦手なので、一般選抜しか考えていません。
A

最近の推薦系選抜入試では「学力試験のみ」という入試も少しずつ増加傾向にあります。また、面接対策は、将来就職の時などにも重要になる力。万全の対策を教室で行いますので、志望大学で推薦系選抜での募集があるなら、ぜひ明光で対策を行い、合格のチャンスを増やしましょう。

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