香川県の公立高校入試情報

一般選抜
■調査書に記載された評定と学力検査（国語、社会、数学、理科及び外国語各50点、計250点満点）の得点をもとにした相関表を作成し、学力の判定を行います。また、適性検査の成績、面接の結果、調査書の学習の記録以外の記載事項を資料とし、各高等学校の教育を受けるに足る能力・適性等を総合的に判定して選抜されます。
調査書の学習の記録と学力検査の成績は、同等に扱います。

■調査書には、中学1年から3年までの成績が220点満点で記載されます。特に、3年での成績が重視され、主要5教科は2倍、実技4教科については4倍で計算されます。

■教科別受験対策のポイント
【英語】   
昨年度の大問構成は、聞き取り問題1題、会話文読解問題1題、長文読解問題2題、条件・自由英作文問題1題の5題構成でした。聞き取り問題の配点は50点満点中12点で、昨年度と変化はありません。会話文問題、長文読解問題は、文の挿入、語句補充、和文英訳等で文法力・語い力を問うもの、本文の内容把握を求めるものと多種の設問形式で出題されました。英作文は、提示されたテーマについて自分の考えを英文で書かせる問題でした。

【数学】   
昨年度の出題数は、大問が5題、小問数にして23問と前年と同じでした。出題内容もほぼ例年通りの出題でした。答えを求める過程を記述させる問題が2問、証明問題が2問含まれており、記述問題を手際よくこなしていかないと予想以上に時間をとられることになってしまいます。

【国語】   
ここ数年、小説、古文、説明的文章、課題作文の大問4題の出題傾向です。大問の中で漢字の読み書きや語句の意味、文法なども問われています。
読解問題の解答形式は記述が多く、本文中からの抜き出しもありますが、指定された語を用いた60字前後の記述問題などもあり内容を的確にまとめる力が求められていると言えます。作文は、人間関係・学校生活・国際協力における大切なことなど様々なテーマが与えられます。文字数は250字程度で、自分の意見と、そのように考える理由をまとめる出題内容になっていて、具体例を示すことも求められています。

【理科】   
大問数は、第1分野から2題、第2分野から2題の合計4題の出題が続いています。大問数は少ないとはいえ多くの小問群があることから、出題範囲は非常に広く、問題数も多くなっています。解答方式は記号選択・記述のほか、グラフの作成、作図などがあるので時間配分を考えて手際よく解いていかなければなりません。計算問題は特に第1分野で多く出題されており、時間の使いすぎに気をつけましょう。

【社会】   
大問3題で小問は46題でした。地理では略地図・表・グラフなどの資料と地形図が用いられ、それらの読み取りを中心とした出題となっています。歴史では各種資料が用いられており、重要事項を書かせるものが多く、歴史の流れと出来事の関連性など基本的な事項を正確に把握しているかどうかが問われます。公民では、政治・経済・国際社会などの広い範囲から基本事項が出題されています。表などの資料を読み取る問題が出題されています。

※入試日程や選抜方法などは、お近くの明光義塾、または学校の先生や各都道府県の教育委員会に問い合わせるなどして、最新の情報を確認してください。