鳥取県の公立高校入試情報

特色入学者選抜
■募集人数はすべての学科またはコースにおいて定員の50%以内とします。
■入学者全員に対して、面接または口頭試問を実施します。
■学科又はコースの特性により、学力検査、作文または小論文、プレゼンテーションおよび実技検査のいずれか一つ以上を選択して実施します。

志望理由書、出願書類、調査書、面接または口頭試問、学力検査、作文または小論文、プレゼンテーション、実技検査の結果等を資料とし、総合的に合否を判定します。

一般入学者選抜
■学力検査は5教科の中から3教科以上を実施します。国語・数学・社会・理科は各50分間、英語については60分間で行われます（各教科50点満点）。
ただし、実施教科が3教科または4教科の場合には、実施しない教科の検査時間に作文等の他の検査を実施することがあります。
■傾斜配点は、1教科または2教科の得点で行うことがあります（2倍以下の傾斜）。
■学科またはコースの特性により、必要に応じて作文及び実技検査を実施します。
■学力検査の合計得点と調査書の合計評定との比率は、8:2から2:8までの範囲内で各高校が定めます。
■調査書の合計評定は、学力検査を実施しない教科の評定を2倍します。
■入学志願者全員に対して、面接が実施されます。

調査書、学力検査の合計得点、面接、作文、実技検査の結果等を資料とし、総合的に判定します。

■教科別受験対策のポイント
【英語】 
昨年度の大問構成は、リスニングテスト1題、短い会話文などによる語句・文法問題1題、英作文問題1題、長文（資料）読解問題1題、長文読解問題1題の計5題でした。リスニングテストは、おおむね標準的な形式・分量です。語句・文法問題では、語句を記述する問題も多く出題されているので、英単語を正確に書けるようにしっかり復習しておきましょう。英作文の語数は、年によって多少変わりますが、まとまりのある内容の英文を書く必要があります。読解問題は、資料と英文の内容を問うものがほとんどを占めます。グラフなどの資料の細部の読み取りが求められるものが多く出題されました。

【数学】   
昨年度の出題は、大問が5題、小問にして37問と昨年より小問数が1題増えました。大問数5題は固定しつつあります。出題内容は、ここ数年、大問1で4題程度の平方根を含む計算問題とその他中学数学全般からの基本問題がまんべんなく出題され、大問2以降では、資料の整理とその活用、方程式の応用、関数と図形、平面図形、空間図形、確率などから出題され、図形的要素を用いるものが多くなっています。

【国語】  
昨年度の出題数は、大問が5題でした。国語の知識、読解力、そして書く力が試されます。限られた時間内にさまざまなジャンルの問題に手際よく答えることが求められています。現代文の読解問題は内容理解中心、古文は、仮名遣いや内容について出題されました。解答形式は、記号選択、本文からの抜き出し、記述などさまざまです。作文も毎年出題されています。本年度は、フレイル予防をテーマとしたプレゼンテーションの文章を2段落構成200字以内で書く課題作文が出題されました。

【理科】   
昨年度は大問が8題、小問が35問程度でした。基礎的な知識を確認する問題や、実験・観察の結果をもとに考察する問題を中心に構成されています。中には高度な理解力を必要とする問いも見受けられます。

【社会】   
昨年度の出題数は、大問3題、小問36題でした。地理的分野では、地図や統計資料・写真・グラフなどを読み取って解答する問題、歴史的分野では、略年表や史料・グラフ・写真・絵等からの読み取り、公民的分野では、日本の政治・経済・国際社会などに関して幅広く問う出題となっています。

※入試日程や選抜方法などは、お近くの明光義塾、または学校の先生や各都道府県の教育委員会に問い合わせるなどして、最新の情報を確認してください。