三重県の公立高校入試情報

前期選抜
■次に示す検査の中から各高等学校が指定する１つ以上の検査を実施します。
　・面接または自己表現
　・作文または小論文　
　・実技検査
　・学力検査（2教科以内の学力検査または総合問題）
　・その他高等学校が実施する検査

■選抜方法
自己推薦書、調査書等の資料と、高等学校が実施する検査の結果を総合し決定します。

■募集枠　
原則として普通科（コースを除く）は入学定員の30%以内、普通科のコース、専門学科及び総合学科においては入学定員の50%以内です。

※前期選抜での募集枠が100％の学校
桑名（衛生看護科）
飯野（応用デザイン科）
白子（普通科・文化教養※吹奏楽コース）
松阪工業（繊維デザイン科）
相可（食物調理科）
昴学園（総合学科）
四日市四郷（普通科・スポーツ科学コース）
稲生(体育科)


後期選抜
■学力検査は原則として各教科50点満点、合計250点満点で評価します。

※傾斜配点等実施校
四日市南(数理科学コース)・・・数学を100点
飯野(英語コミュニケーション科)・・・英語を100点
宇治山田商業(国際科)・・・英語を100点

 

■学力検査　教科別受験対策のポイント
【英語】   
リスニング問題1題、会話文とグラフの読解問題1題、英作文問題1題、長文読解問題1題の計4 題という構成でした。リスニング問題で特に注意すべきは（4）で、対話が長く、また配点も高く設定されていました。読解問題は、内容の理解を求める小問が多く出題されています。本文だけでなく、選択肢も正しく読みとる力が必要になり、英語の長文を限られた時間内に正確に読み取る力も求められています。英作文は、書く内容がかなり具体的に指示されます。

【数学】   
大問が7題、小問数にして30問でした。出題傾向は、大問1では、基本的な数学能力を問う小問群が7問出題されています。大問2では、方程式の応用、図形と関数・グラフ、場合の数と確率、規則性から、少し応用力を必要とする準大問レベルの問題が2～3問出題されています。大問3以降では、図形と関数・グラフ、平面図形、空間図形、場合の数と確率、数学的思考法で解く問題の中から3つのテーマに関して、総合的能力を問う問題が出題されています。

【国語】   
大問構成は、漢字の読み書き、小説、論説文、古文・漢文、資料の読解・作文の計5題でした。読解能力、基礎力、知識、作文能力がバランスよく問われていると言えます。課題作文は、160～200字です。与えられたテーマに沿った意見を体験などを交えてまとめるようになっています。

【理科】   
大問は8問。暗記のみで解答できる問題と思考力が必要な問題とがバランスよく出題されています。各分野とも実験・観察が中心の出題になります。また、各問題とも文章量が多いため、文章から内容を正しく読み取る力が問われています。また、理由を書かせるものも多く出題されます。教科書の内容や設問の内容を深く十分に理解しているかどうかが問われます。

【社会】   
出題数は、大問5題、小問39題でした。地理的分野では、日本地理・世界地理ともに、諸地域の特色や産業などに関する基本的重要事項が問われています。地図やグラフ、表などの各種資料の読み取りも出題されています。歴史的分野では、テーマをもとに、資料の読み取りと歴史の知識を組み合わせて記述させる問題も出題されています。公民的分野では、テーマをもとに政治・経済などの今日的課題の基本を問う出題となっています。

※入試日程や選抜方法などは、お近くの明光義塾、または学校の先生や各都道府県の教育委員会に問い合わせるなどして、最新の情報を確認してください。