奈良県の公立高校入試情報
入試日程から出題傾向まで入試情報をまとめてチェック!
これまでの入試では中2・3の調査書が必要とされていましたが、令和8年度から新しい入試制度になり、中1~中3の調査書が大切となります。また、入試制度の変更により、入試日程等大きく変化します。
最新の情報をおさえておきましょう。
(令和7年11月時点の情報です)
奈良県の入試日程(令和8年度)
一次選抜
■学力検査等実施日:令和8年3月4日(水) ※2日間実施する学科(コース)もある
■合格発表日:令和8年3月13日(金) ※第1希望校、第2希望校とも同日
■学力検査等実施日:令和8年3月4日(水) ※2日間実施する学科(コース)もある
■合格発表日:令和8年3月13日(金) ※第1希望校、第2希望校とも同日
奈良県の選抜方法(令和8年度)
令和8年度の高校入試から、入試制度が変わります。
変更点をまとめると、以下のようになります。
■これまでの特色選抜・一般選抜を一本化して「一次選抜」とし、3月上旬に実施。
■一次選抜では第1希望校、第2希望校の2校まで出願可能。
それぞれ出願期間が異なる。また、第2希望校として出願できるのは、第一出願期間の出願者数が募集人員に満たなかった学科(コース)。
■調査書の取り扱い
以下のパターン①~④で定める。調査書の取り扱いパターンは学校によって異なる。
【パターン①】標準的な調査書の学習成績の取り扱い(合計144点満点)
第1学年:観点別評価(3段階)×9教科=27点満点
第2学年:観点別評価(3段階)×9教科=27点満点
第3学年:5段階評定×9教科×2倍=90点満点
【パターン②】第3学年の点数をさらに2倍する(合計234点満点)
第1学年:27点満点
第2学年:27点満点
第3学年:90点×2=180点満点
【パターン③】第1、2学年の点数を2倍する(合計198点満点)
第1学年:27×2=54点満点
第2学年:27×2=54点満点
第3学年:90点満点
【パターン④】第1、2学年の点数は調査書成績に加えず、第3学年の点数をさらに2倍する(合計180点満点)
第1学年:調査書成績に加えない
第2学年:調査書成績に加えない
第3学年:90点×2=180点満点
新しい入試制度では、第1・2学年時の成績について観点別評価の中の「観点3:主体的に学習に取り組む態度」が用いられます。これは、自分の学習状況を把握し、粘り強く、試行錯誤しながら学習を調整していく様子に対する評価です。ノートの記述や授業中の発言だけでなく、教師による行動観察や生徒の自己評価、相互評価などもその参考となります。「知識・技能」、「思考・判断・表現」の他の観点別評価とのばらつきは生じないものとされているため、まずは基本事項をしっかり身につけることが大切です。
一次選抜
【全日制課程 普通科(普通科の特色あるコースを除く)】
5教科の学力検査+調査書
【全日制課程 普通科以外の学科及び普通科の特色あるコース】
5教科の学力検査+調査書
または
3教科の学力検査+学校独自検査(独自問題、作文、面接、実技検査)+調査書
※「特技に関する記録」が必要な学科(コース)もあり
学力検査は各50分、各50点満点です。高校によっては学力検査の合計点や各教科の得点に加重配点を行う場合があります。
変更点をまとめると、以下のようになります。
■これまでの特色選抜・一般選抜を一本化して「一次選抜」とし、3月上旬に実施。
■一次選抜では第1希望校、第2希望校の2校まで出願可能。
それぞれ出願期間が異なる。また、第2希望校として出願できるのは、第一出願期間の出願者数が募集人員に満たなかった学科(コース)。
■調査書の取り扱い
以下のパターン①~④で定める。調査書の取り扱いパターンは学校によって異なる。
【パターン①】標準的な調査書の学習成績の取り扱い(合計144点満点)
第1学年:観点別評価(3段階)×9教科=27点満点
第2学年:観点別評価(3段階)×9教科=27点満点
第3学年:5段階評定×9教科×2倍=90点満点
【パターン②】第3学年の点数をさらに2倍する(合計234点満点)
第1学年:27点満点
第2学年:27点満点
第3学年:90点×2=180点満点
【パターン③】第1、2学年の点数を2倍する(合計198点満点)
第1学年:27×2=54点満点
第2学年:27×2=54点満点
第3学年:90点満点
【パターン④】第1、2学年の点数は調査書成績に加えず、第3学年の点数をさらに2倍する(合計180点満点)
第1学年:調査書成績に加えない
第2学年:調査書成績に加えない
第3学年:90点×2=180点満点
新しい入試制度では、第1・2学年時の成績について観点別評価の中の「観点3:主体的に学習に取り組む態度」が用いられます。これは、自分の学習状況を把握し、粘り強く、試行錯誤しながら学習を調整していく様子に対する評価です。ノートの記述や授業中の発言だけでなく、教師による行動観察や生徒の自己評価、相互評価などもその参考となります。「知識・技能」、「思考・判断・表現」の他の観点別評価とのばらつきは生じないものとされているため、まずは基本事項をしっかり身につけることが大切です。
一次選抜
【全日制課程 普通科(普通科の特色あるコースを除く)】
5教科の学力検査+調査書
【全日制課程 普通科以外の学科及び普通科の特色あるコース】
5教科の学力検査+調査書
または
3教科の学力検査+学校独自検査(独自問題、作文、面接、実技検査)+調査書
※「特技に関する記録」が必要な学科(コース)もあり
学力検査は各50分、各50点満点です。高校によっては学力検査の合計点や各教科の得点に加重配点を行う場合があります。
奈良県の皆さんはここをチェック!(令和8年度)
■教科別受験対策のポイント
【英語】
昨年度の大問構成は、聞き取り問題、資料を用いた読解問題、eメールと会話の読解、長文読解でした。条件英作文や英問英答問題が出題されました。
聞き取り問題の配点は50点満点中の14点でした。読解問題の設問は、文法に関するものよりも内容に関するものの比率が高くなっています。英作文については、「15語程度」と「20語程度」がそれぞれ1題と英問英答問題が出題されました。全体として、読解力と表現力を重視した出題と言えます。
【数学】
昨年度の出題数は、大問で4題、小問数にして23問でした。今年度の出題内容は、大問1が数・式の計算、式の展開に関する計算問題4問と、連立方程式、平方根、文字を使った式、確率、角度、作図、資料の散らばり・代表値のあわせて11問の小問群、大問2は展開図、正多面体と、線分の長さ、角度、体積の計量の空間図形の問題、大問3は図形と関数・グラフの融合問題、大問4は相似の証明と角度、線分の長さの計量でした。
【国語】
昨年度は、随筆1題、古文1題、論説文1題、書写1題、会話議論・発表と作文1題という構成でした。古文は仮名づかいや和歌の内容を問う問題、作文は友達にアドバイスをするときに大切だと考えることについて自分の考えを述べるものでした。長文の大問において漢字の読み書きも出題されました。
ひねった問題ではないので、1つ1つの設問は解きやすいですがその分少しのミスが減点につながり、大きな差になります。
【理科】
毎年、教科書の物理・化学・生物・地学の各分野から大問が1、2題ずつ出題されます。探究の道すじ重視の複数単元からの出題で、実験・観察の操作とその理由、資料を考察する問題が多い傾向にあります。解答方式も、記号選択、語句・文章の記述、化学反応式・イオンの化学式の記述、作図や図解、グラフ化、計算問題など多彩です。
【社会】
出題数は大問5題でした。地理的分野では、地図・統計資料などをもとにして、諸地域の気候や産業、貿易などを問う問題が出されています。歴史的分野では、年表・模式図・グラフなどをもとにして、社会・政治経済・外交など、各時代の特色を問う問題が出題されました。公民的分野では、表やグラフ・模式図などが用いられ、国の政治や経済のしくみをテーマにした出題がされています。
※入試日程や選抜方法などは、お近くの明光義塾、または学校の先生や各都道府県の教育委員会に問い合わせるなどして、最新の情報を確認してください。
【英語】
昨年度の大問構成は、聞き取り問題、資料を用いた読解問題、eメールと会話の読解、長文読解でした。条件英作文や英問英答問題が出題されました。
聞き取り問題の配点は50点満点中の14点でした。読解問題の設問は、文法に関するものよりも内容に関するものの比率が高くなっています。英作文については、「15語程度」と「20語程度」がそれぞれ1題と英問英答問題が出題されました。全体として、読解力と表現力を重視した出題と言えます。
【数学】
昨年度の出題数は、大問で4題、小問数にして23問でした。今年度の出題内容は、大問1が数・式の計算、式の展開に関する計算問題4問と、連立方程式、平方根、文字を使った式、確率、角度、作図、資料の散らばり・代表値のあわせて11問の小問群、大問2は展開図、正多面体と、線分の長さ、角度、体積の計量の空間図形の問題、大問3は図形と関数・グラフの融合問題、大問4は相似の証明と角度、線分の長さの計量でした。
【国語】
昨年度は、随筆1題、古文1題、論説文1題、書写1題、会話議論・発表と作文1題という構成でした。古文は仮名づかいや和歌の内容を問う問題、作文は友達にアドバイスをするときに大切だと考えることについて自分の考えを述べるものでした。長文の大問において漢字の読み書きも出題されました。
ひねった問題ではないので、1つ1つの設問は解きやすいですがその分少しのミスが減点につながり、大きな差になります。
【理科】
毎年、教科書の物理・化学・生物・地学の各分野から大問が1、2題ずつ出題されます。探究の道すじ重視の複数単元からの出題で、実験・観察の操作とその理由、資料を考察する問題が多い傾向にあります。解答方式も、記号選択、語句・文章の記述、化学反応式・イオンの化学式の記述、作図や図解、グラフ化、計算問題など多彩です。
【社会】
出題数は大問5題でした。地理的分野では、地図・統計資料などをもとにして、諸地域の気候や産業、貿易などを問う問題が出されています。歴史的分野では、年表・模式図・グラフなどをもとにして、社会・政治経済・外交など、各時代の特色を問う問題が出題されました。公民的分野では、表やグラフ・模式図などが用いられ、国の政治や経済のしくみをテーマにした出題がされています。
※入試日程や選抜方法などは、お近くの明光義塾、または学校の先生や各都道府県の教育委員会に問い合わせるなどして、最新の情報を確認してください。
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