山形県の公立高校入試情報

前期（特色）選抜
①学校毎に入学定員の5～50％以内で募集します。（県外志願者の受け入れを実施する場合は、定員の70％以内）
②選抜は、調査書及び各高校が選択した検査に基づき行います。
　検査は、個人面接、集団面接、作文、発表、その他（小論文、実技、口頭試問、学校ごとの学力検査）の中から各高校が1～3つを選択します。

後期（一般）選抜
調査書および学力検査の成績に基づき行われます。

■学力検査は各教科50分で実施、100点満点、合計500点満点で行います。各高校の判断により傾斜配点もあります。山形中央高校体育科、山形北高校音楽科は、適性検査も行います。

■調査書中の各教科の評定と学力検査の成績の比率は、各高校によって定めます（3:7～7:3）。

■学力検査　教科別受験対策のポイント
【英語】   
本年度はリスニングが1題，会話文問題が2題，長文読解問題が1題，条件英作文問題が1題の計5題でした。内容は標準的ですが全体的に記述式の問題が多い傾向にあります。また、会話文・長文ともに解釈や文脈を問う問題が多い傾向にあります。

【数学】   
ここ数年、大問4題小問22問前後が定着しています。
【1】が基本的な数学能力を問う小問群であり、【2】は【1】よりも応用力を要求される小問群になります。【3】、【4】は融合問題になっており、グラフの作成、図形の計量、図形の証明、動点、図形と関数・グラフから出題されています。

【国語】   
大問5題の構成でした。文学的文章・説明的文章・古文ともに内容の読み取りの問題が多くなっています。また、朗読の仕方や表現に関する問いもあります。記述式の解答は、本文中からの書き抜きだけでなく、自分で言葉をまとめるものも目立ちました。作文は、240字以内となっていました。

【理科】   
出題数は大問が8題。
4分野すべてからバランスよく出題されます。基礎的・基本的な知識・技能、科学的思考力・判断力・表現力などを重視した記述式問題が多く，各領域で探究の過程を踏まえる力が試されていました。

【社会】   
大問6題、小問39題でした。解答形式は，記号選択が14問、語句記入が17問、短文記述が8問出題されています。調べ学習を題材にし、図表など読むべきものが多い出題が多く、情報を読み解き、処理するスピードが求められます。

※入試日程や選抜方法などは、お近くの明光義塾、または学校の先生や各都道府県の教育委員会に問い合わせるなどして、最新の情報を確認してください。